千葉北西連絡道路の基本方針まとまる 野田~印西間(第4回検討会)

[2022/11/26 千葉版]

 千葉北西連絡道路検討会(座長・小島昌希国土交通省千葉国道事務所長)の第4回会合が25日、ウェブ方式で開かれた。野田市~印西市間の道路計画具体化に向け基本方針を策定、概略ルート・構造の検討に着手することを確認した。基本方針には、常盤自動車道と国道6号へのアクセス性を考慮した、多車線の自動車専用道路の計画を具体化する方向性が盛り込まれている。

 基本方針をみると、県北西地域のポテンシャルを十分に発揮、さらなる活性化を図るため、核都市広域幹線道路の機能を兼ね備えた、多車線の自動車専用道路の計画具体化が必要と指摘。

 起終点は、つくば野田線以北から国道464号付近までとし、広域的な道路ネットワークとしての機能を最大限発揮するため、主要な幹線道路となる常盤自動車道と国道6号へのアクセス性を考慮する。

 国と県、沿線自治体が連携し、地域住民の理解を得られるよう積極的に取り組み、地域とのコミュニケーションを進めながら概略設計の検討(計画段階評価)を進める。

 千葉北西連絡道路については、県北西部を南北に連絡する唯一の広域的道路である国道16号で慢性的な渋滞が発生している状況などを踏まえ、野田市~印西市間の計画具体化に向けて、20年10月に「千葉北西連絡道路検討会」を設立した。

 メンバーは千葉国道事務所、県、茨城県、野田市、柏市、我孫子市、印西市、白井市、茨城県取手市で構成。意見交換などを実施し、事業化に向けた検討を本格化している。

 また、今月10日には、県と柏・印西・野田・我孫子の4市が「千葉北西連絡道路シンポジウム」を我孫子市で開催。行政関係者をはじめ、地元選出の国・県議員、地域住民ら約200人が、地域の交通課題や現状、事業化に向けた検討状況について理解を深め、道路整備に対する地元の機運醸成を図った。

 計画段階評価に必要な整理・分析など、「R4千葉北西連絡道路検討F7業務」は、パシフィックコンサルタンツ(東京都千代田区)が担当している。履行期間は2023年3月まで。

 なお、21年6月策定の「千葉県広域道路交通ビジョン千葉県広域道路交通計画」では、構想路線として、印西以南に延びる「千葉北西連絡道路延伸」を提示しているものの、本格的な検討にはいたっていない。

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