千都建築が実施設計 東葛飾児童相談所の新設(千葉県)

[2023/2/25 千葉版]
 千葉県は24日、東葛飾児童相談所(仮称)の実施設計業務を千都建築設計事務所(千葉市美浜区)に委託したことを明らかにした。簡易公募型指名競争入札で選定を進め、落札額は6178万円。松戸市高塚新田地区に延べ4845平方m規模の施設を新設する計画。工事費は30億円規模を見込み、2024年度の着工を目指す。

 同業務では、昭和設計(本社・大阪市北区)がとりまとめた基本設計の成果を踏まえ、建築(意匠・構造)、電気設備、機械設備(昇降機)、外構のほか、各種技術資料や概略工程表の作成、積算などを担当する。履行期限は2024年2月9日まで。

 23年度予算案では、児童相談所の新設に7億5412万円を計上するともに、35億8800万円の債務負担を設定。県児童家庭課によると、印旛児童相談所と東葛飾児童相談所(いずれも仮称)の実施設計を進めるほか、24年度の建設工事着手に向けて、印旛児童相談所の施工者選定などを進めていく考えだ。

 建設予定地は松戸市高塚新田地区の敷地約9000平方m。JR東松戸駅から南方面に約1・2kmの場所に位置しており、市川市との市境に隣接している。

 施設の構造・規模はRC造2階建て延べ4845平方m。工事費は建築18億円、設備12億円の計30億円を概算。建設工期は24~26年度を予定している。

 20年6月4日付けの県社会福祉審議会の答申では、児童虐待対応件数や一時保護児童数の増加に伴う、一時保護所の定員超過の状況を改善するため、児童相談所を2カ所増設する必要があるとした。

 これを受け、県は将来的に児童虐待相談対応件数の状況が現在の2倍に増加した場合でも、子どもや家族に適切に支援・対応できる児童相談所の整備を進めている。

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