湯本分署を4月公告 新年度予算 指令センターは更新設計(那須地区消防組合)

[2023/2/25 栃木版]

 那須地区広域消防組合(組合長・平山幸宏那須町長)は、2023年度予算を議決した。新年度は、共同指令センターの設備更新に向けた設計の策定や、湯本分署の新庁舎建設工事に着手することから、一般会計の規模は前年度当初から12.6%増加し、43億1283万円となった。湯本分署については、新庁舎建設工事を4月にも公告し、7月の組合会議で議決後に着工する見通しで、24年8月末の完成を目指す。

 新年度予算の建設関連事業費を見ると、湯本分署の新施設の建設は23年度に6億8299万円、24年度に3億1740万円の継続費を設定した。新たな施設は那須町高久乙地内の、那須サファリパーク北にある那須町の町有地(A3800平方m)に整備する。設計は、都市環境建築設計所那須営業所(那須町)が担当した。

 庁舎はS造2階建て・延べ床約1200平方m、倉庫および訓練塔はRC造2階建て・延べ床約60平方mの規模で計画し、敷地東側の町道沿いに庁舎を配置して敷地西側に倉庫および訓練塔を配置する。庁舎内には5台分の車庫のほか、事務室、食堂、会議室、仮眠室などを設ける。

 湯本分署の新施設建設工事は4月に公告し、6月末までに仮契約を結んで、7月予定の組合議会での議決を経てから着工する。工事の完成は24年8月末を予定しており、10月から供用開始する。現在の分署施設は25年度にも解体工事を行い、跡地は那須町に返却するとしている。

 共同指令センターは、指令システム・消防救急デジタル無線全体更新事業における設計の委託料として、23年度に956万円、24年度に1274万円の継続費を設定した。消防本部庁舎3階にある司令部や組合管内にある4カ所の無線基地局が対象で、設備の更新は25年度にも行う。

 一般会計における主な事業は次の通り。(単位・万円)
【一般管理費】
▽西那須野消防署訓練塔改修工事=641.3
【湯本分署庁舎整備事業費】
▽工事監理業務委託=798
▽発注者支援業務委託=339
▽庁舎建設工事=6億7162.2
▽東電柱移設工事=190.3
▽NTT柱移設工事=110
【共同指令センター費】
▽施設修繕=1134
▽機器保守委託=2155.6
▽指令システム.消防救急デジタル無線全体更新基本設計委託=956.3
▽高機能消防指令システム情報系機器更新基金積立金=1000.2
【継続費】
▽湯本分署庁舎工事費等=6億8299.2(2023年度)、3億1740.3(2024年度)
▽指令システム・消防救急デジタル無線全体更新事業(設計)=956.3(2023年度)、1274.9(2024年度)

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