23年度予算の千葉県配分 田中調節池改修や江戸川水閘門改築を事業化(関東整備局)

[2023/4/1 千葉版]
 関東地方整備局は3月31日、2023年度予算の概要を発表した。千葉県内では新規事業として、直轄事業の利根川・江戸川直轄河川改修事業(田中調節池)と江戸川特定構造物改築事業(江戸川水閘門)の2件が盛り込まれた。補助事業では、国道128号茂原一宮道路二期や検見川・真砂スマートIC(仮称)へのアクセス道路などを事業化する。

 関東地方整備局の事業費は前年度比2%減の1兆7224億円。その内訳は、直轄4630億円、補助4676億円、交付金7918億円。本県の補助事業は1041億3600万円を計上した。

 県内で直轄事業の新規事業箇所は、利根川・江戸川直轄河川改修事業(田中調節池)と江戸川特定構造物改築事業(江戸川水閘門)の2件。柏市布施地区で田中調節池の整備に乗り出す。市川市河原地区と東京都江戸川区篠崎町地区で江戸川水閘門の改築に向け、詳細設計に着手する。

 県内の主要事業をみると、直轄事業では、圏央道の整備について、神奈川県分も含め、358億6000万円を投じる。23年度は調査設計や用地買収、改良工事、橋梁上部工事、トンネル工事を実施する。

 国道51号北千葉拡幅に7億2000万円を計上した。23年度は、四街道市~佐倉市間の3・1km区間で、調査設計や用地買収、改良工事を進めていく。

 国道357号東京湾岸道路(千葉県区間)に29億4000万円を充てる。23年度は調査設計や公共補償、橋梁下部工事、改良工事を予定している。

 国道464号北千葉道路(市川・松戸)に1億5000万円を計上。市川市堀之内から大町までの延長3・5kmを整備するもので、23年度は調査設計を進める。

 千葉港千葉中央地区複合一貫輸送ターミナル整備事業に12億8000万円を配分。岸壁(水深9m)の撤去工や本体工、地盤改良工、上部工を実施するとともに、防波堤の設計に着手する。

 千葉港海岸直轄海岸保全施設整備事業で8億3000万円を予算化。船橋地区で護岸改良の調査・設計、本体工のほか、胸壁改良と水門の調査・設計を計画している。

 補助事業では、一宮川水系一宮川河川激甚災害対策特別緊急事業に27億1000万円を配分。河道拡幅(築堤工)や橋梁架替(上部工)などを予定している。

 地域高規格道路「銚子連絡道路」の一部を構成する山武東総道路二期に17億1000万円を充て、橋梁上部工事や改良工事、舗装工事を進めていく。国道409号茂原一宮道路に15億9000万円を投じ、改良工事や舗装工事を実施する。

 23年度の道路調査の見通しをみると、千葉北西連絡道路で計画段階評価を進めるための調査に着手する。概略ルートや構造の検討を本格化する。

 県内の湾岸地域については、県をはじめとする関係機関と連携し、進捗に応じて、規格の高い道路ネットワークの計画の具体化に向けて、さらなる検討を進めていく方針だ。

 県内の23年度開通・完成予定箇所は、国道126号山武東総道路二期(横芝光町芝崎~匝瑳市横須賀)の延長5km、国道409号茂原一宮道路(長南町坂本~茂原市台田)の延長2.5kmとなっている。

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