本庁舎で解体設計 当初予算 学校と給食施設の適正配置(下妻市)

[2023/4/13 茨城版]
 下妻市(菊池博市長)の当初予算は市議会定例会に提案され、原案通り議決を得た。このうち、一般会計は180億6000万円となり、対前年度当初比で7.9%の減少となった。主な事業では本庁舎の解体設計委託料を予算化するほか、小中学校と学校給食センターの適正配置に向けた検討委託料、南部環状線の道路改良工事費などを盛り込んだ。

 このうち、普通建設事業費は同67.8%減の11億1842万円。大幅減となったのは、庁舎建設事業が完了したことが要因となる。特別会計は4会計合計で同0.7%増の94億1000万円。企業会計は、2会計合計で同23.4%減の29億7465万円となる。

 主な事業のうち、財産管理費では解体設計委託料に550万円を計上。対象は本庁舎となる。5月8日に新庁舎が供用を開始することを受けて、既存施設の解体を行う。施設の構造・規模は、RC造3階建て、延べ409平方mとなる。本年度中に設計をまとめ、来年度から工事に着手する予定となっている。

 なお、残る第2庁舎(S造3階建て、延べ1385平方m)や跡地の活用については未定となっている。市では今後、検討を進めながら整備の方向性を示したい考えだ。

 教育費の事務局運営費では、小中学校適正規模適正配置検討支援業務委託料に23-24年度の2カ年で総額1792万円の継続費を設定。2カ年で検討をまとめ、整備の方向性を示す見通し。

 この業務は生徒数が減少し、学校の小規模化が進んでいることを受けて、小中学校の適正配置を検討するもの。また、学校の適正配置とあわせて、給食施設のあり方の検討も行う。市の給食施設は下妻地区が自校式、千代川地区がセンター式を採用している、今回の適正配置にあわせて、新たにセンター整備も含めた検討を実施していく。

 道路新設改良費では道路改良および舗装等工事費に1億7800万円を確保した。このうち、南部環状線の工事費には8040万円を配分。同線は、国道294号から市道大貝・下川原線に連絡する延長3800m(幅員14m)の道路。本年度は宗道地内で延長100m分の道路改良工事を実施する。

 また、市道4093号線では高道祖小付近で歩道設置を進める。工事は延長190mで幅員2mの拡幅を行う。工事は年度内に完了する予定だ。このほか、市道1215号線や1290号線、1040号線で道路改良工事を進めていく。

 道路維持費では道の駅しもつま施設機能改善工事費に5000万円を確保。この工事は施設の活性化に向けて、内部の配置替えや物販スペースの拡張などを実施する。

 小学校施設管理費では大宝幼稚園の園舎解体設計委託料250万円と同工事費5100万円を予算化した。この工事は大宝小学校の駐車場不足を受けて、廃校となった大宝幼稚園を解体し、駐車場として整備するもの。施設の構造・規模はS造平屋351平方mとなる。 ビアスパークしもつまでは改修工事費に2055万円を計上。これは施設の老朽化を受けて、傷んだ箇所の修繕を行うもの。本年度は打たせ湯電動弁や源泉揚湯ポンプ交換、浴室換気設備などの改修を予定している。

 ほ場整備事業では1445万円を確保。総上・豊加美地区で実施する県営ほ場整備事業のほか、二本紀地区と今泉・中居指地区での事業認可に向けて推進していく。また、総上・豊加美地区の県営ほ場整備事業にあわせて、基幹道路の整備を行う。市の負担金は2100万円となる。

 橋梁維持費では定期点検委託料に1400万円を計上。この点検は、市道に架かるすべての橋梁について、5年毎に定期点検を行い、安全確保と長寿命化を推進するもの。本年度には53橋の点検を予定している。

 このほか、水道事業会計では、砂沼浄水場浄水施設更新場内整備工事費3500万円や下妻7号井場内配管工事費1500万円、千代川給水区域施設更新計画業務委託料1500万円などを盛り込んだ。

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