河川付替えで橋梁新設 宮城県 石巻市大森/本年度に予備設計(宮城県東部土木)

[2023/4/21 宮城版]
 県東部土木事務所は、石巻市大森地区で一級河川北上川水系大森川の河川改修に伴い、橋梁4橋程度の新設や架け替えを想定している。このうち1~2橋程度の予備設計業務を本年度に一般競争入札で委託する。入札時期は6月を予定。概算業務規模は2000万円。履行期間は約9カ月を見込んでいる。

 大森川は大雨のたびに同地区で浸水被害が発生しているため、河川改修を検討中。曲がりくねった河道を付け替えてショートカットさせる考え。昨年度は河道計画策定業務を日本振興(東北支店・仙台市青葉区)に委託した。履行期間は1月31日までだったが、繰り越しで6月末まで延長した。

 この業務では1920m区間を対象に河道計画を策定する。その中で河道の付け替え方法やルートなどを決める。付け替えに伴って県道や市道の橋梁を計4橋ほど新設、または改築する必要があると考えている。

 橋梁の予備設計は全てを一度に着手できないため、予算状況も踏まえて委託する。本年度は1~2橋程度の委託となりそうだ。

 現状の大森川は掘り込み式で、川幅が3~4m程度、深さが1~2m程度。土や石積みの区間が多く、追波川付近の下流側は田んぼの間を流れている。近くには石巻市立二俣小学校や石巻市立二俣保育所、特別養護老人ホームなどが位置し、家屋もあるため河道拡幅が困難な状況となっている。

 2020年度には河道計画検討等業務を復建技術コンサルタント(仙台市青葉区)に委託した。この時は追波川との合流地点から上流側の延長2300mを対象に、河道計画の概略を検討し、河川改修の可能性を探った。

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