改修と管理でプロポ 文化会館とあくとプラザ 6月21日から参加受付(佐野市)

[2023/4/22 栃木版]

 佐野市は、市文化会館のリニューアルおよび文化施設運営事業で、設計・工事・維持管理・運営を包括的に発注するDBO方式を採用し、公募型プロポーザル方式で事業者を募集する。参加表明書等の提出期間は6月21日から27日までで、市文化推進課文化推進係へ持参する。優先交渉権者は10月上旬に選定して公表し、基本協定や基本契約・設計施工一括の仮契約は10月下旬に締結する。その後、12月市議会の議決を経て2024年1月に指定管理者基本協定を締結する。

 市文化会館は建設から40年以上が経過し、設備関係の老朽化が著しいため、早急な改修改善が必要となっていた。市は葛生あくとプラザと合わせ、設計・工事・維持管理・運営を包括的に発注する方針を定め、事業方式を検討した結果、DBO方式を選定した。予定価格は70億4397万円(税込)で、このうち設計・改修工事が57億1707万4000円、総括管理・維持管理・運営業務が13億2689万6000円となっている。

 事業期間は、設計・改修工事期間が契約および指定管理者指定の議会議決から26年12月までとする。施設の開館準備期間は26年4月1日から27年3月31日までで、27年4月から施設を供用開始する。維持管理運営期間は、25年4月1日から37年3月31日までとなっている。

 事業の参加にあたっては、複数の企業等によるグループを組成する。応募者は、設計企業・建設企業・工事監理企業・維持管理企業・運営企業で構成するグループで、同一企業が複数の業務を分担することも可とする(工事監理と改修工事の兼務は不可)。

 設計業務を行う企業は、過去15年以内に700席以上のホール施設の設計実績および同等規模以上の公共施設の改修設計実績を有するなどの条件を満たす、市の23・24年度の入札参加資格を持つ業者とする。

 また工事監理業務を行う企業は、過去15年以内に同等面積以上の公共施設の改修工事監理実績を有するなどの条件を満たす、市の23・24年度の入札参加資格を持つ業者とする。

 改修工事を行う企業は、過去15年以内に700席以上のホール施設の施工実績および同等規模以上の公共施設の改修施工実績を有するなどの条件を満たす、市の23・24年度の入札参加資格を持つ業者となっている。

 維持管理業務を行う企業は、同等規模以上のホール施設の維持管理業務実績を有するなどの条件を満たす業者とする。運営業務を行う企業は、同等規模以上のホール施設の運営業務実績を有するなどの条件を満たす業者としている。

 3回目の直接対話は5月17日・18日に市役所で行い、参加希望者は27日までに申し込む。提案資格を市が確認して結果を通知した後、提案意思確認書を8月10日までに提出する。提案書は、9月4日までに提出する。

 市文化会館(浅沼町508-5)は1979年に開館し、SRC造地上3階・地下1階建て・延べ床7540.37平方mの施設で、大ホール棟・小ホール棟・会議室棟・展示室棟・事務棟などで構成している。リニューアルは本体施設のほか、駐車場、勤労会館駐車場、駐輪場、庭園、外構を対象とし、あわせて葛生あくとプラザ(あくと町3084)の維持管理・運営も行う。

 市文化会館の改修にあたっては、自然採光・通風の活用、LED照明や高効率設備機器の採用など、省エネ、SDGs、カーボンニュートラルなど環境負荷低減に配慮し、ユニバーサルデザインに配慮し、耐震安全性も十分に確保する。小ホールと大ホールの天井は特定天井となっていることから、天井の撤去・再構築も行う。設計業務では、事前調査を行った後、基本設計や実施設計を策定する。

 問い合わせは、市文化推進課文化推進係0283-20-3044へ。

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