学校整備に56億円 新病院の継続費増額へ(千葉市)

[2023/11/25 千葉版]
 千葉市の神谷俊一市長は24日、記者会見を開き、12月補正予算案を発表した。予算規模は68億3500万円。学校の大規模改造やトイレ改修など環境整備に予算を重点配分するほか、建築資材価格などの上昇により、新病院の継続費を増額する方針だ。

 補正予算では、国庫補助金の決定に伴う学校施設の環境整備や、9月の台風13号による被害を踏まえた浸水・冠水対策のほか、公共工事の施工時期の平準化に関する債務負担を盛り込んでいる。

 学校施設の環境整備に56億8260万円を計上。大規模改造や外部・トイレ改修に40億8880万円、エレベータ設置に8億8500万円と債務負担6840万円、校庭整備に4億2100万円、給食室の冷暖房設備整備に2億8780万円を配分する。都賀小学校の大規模改造事業では総額11億4630万円の継続費を設定している。

 市有建築物の計画的保全で10億0300万円の債務負担を設定。施工時期の平準化を図るため、24年度に実施予定の一部工事を前倒すもので、工事13件、設計21件が対象となる。

 新病院の整備については、建築資材価格などの上昇や整備スケジュールの変更に伴い、継続費を見直す。総額を約48億円増額し、316億6970万円とする方針だ。美浜区の幕張新都心若葉住宅地区に349床規模の新病院をECI方式で建設する計画。技術協力者の鹿島・鵜沢JVと工事契約し、26年秋ごろの開院を予定している。会見で神谷市長は海浜病院が老朽化しているため、なるべく早い開院を目指す考えを示した。

 台風13号の被害状況を踏まえ、浸水被害の軽減対策に8800万円、千葉公園周辺の道路冠水対策に1300万円を計上。旧高浜第二小学校の整備では6700万円の債務負担を設定するほか、ナラ枯れ被害木対策7000万円などを盛り込んでいる。

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