保育所の改修検討 もみじケ丘/24年度に基本計画(宮城県 大和町)

[2024/4/24 宮城版]
 大和町は、もみじケ丘保育所の長寿命化改修に向けて本年度に基本計画策定業務を委託する。園舎が古いものから新しいものまで3棟あるため、建て替えも含めてどのように改修するか考える。本年度予算には同業務の委託費に606万8000円を計上した。計画では25年度に設計をまとめ、26年度に工事を行うことになっている。

 同保育所は敷地面積が3090平方mで、建物が木造平屋598平方mの本館と、それ以外の2棟で構成。本館は1993年に建てられ、30年以上が経過している。別の1棟は木造平屋221平方mの規模で、2010年に竣工。もう1棟はS造平屋158平方mの規模で、14年の竣工で比較的新しい。

 基本計画の策定業務では事前調査も含めて改修方法を検討し、費用面も考慮しつつ、どこまで設計ベースにのせるかを判断する。町の児童福祉施設長寿命化修繕計画では、26年度に改修工事を行うことになっている。

 同計画では、もみじケ丘保育所より先に、もみじケ丘児童館を改修することにしている。こちらは月内に久慈設計で改修設計をまとめる。工事の時期は現時点で未定。

 もみじケ丘児童館はS造一部RC造平屋646平方mの規模で、1997年に建設された。遊戯室や静養室、図書室、トイレなどが設けられている。工事は外壁の洗浄や床暖房用のボイラーの更新などを予定している。

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