東関道に193億円 県内4事務所の道路予算概要(関東整備局)

[2024/5/10 茨城版]
 国土交通省関東地方整備局では、県内の道路関係予算概要をまとめた。関係する4事務所(常陸河川国道事務所、常総国道事務所、宇都宮国道事務所、北首都国道事務所)による県内事業費は前年度当初比0.3%減の337億9900万円となった。主な事業では、東関道水戸線に193億円、牛久土浦バイパスに35億5000万円を投じる。

 主な県内直轄事業費の内訳は、改築事業が▽東関道水戸線(潮来~鉾田)193億円▽国道4号春日部古河バイパス3億7100万円▽国道6号牛久土浦バイパス35億5000万円▽国道6号千代田石岡バイパス16億6000万円▽国道6号酒門町交差点立体1億5000万円▽国道6号東海拡幅8億2500万円▽国道6号大和田拡幅13億7500万円▽国道6号日立バイパス(II期)5億0800万円▽国道6号勿来バイパス4億5000万円▽国道50号結城バイパス1億3000万円▽国道50号下館バイパス10億2500万円▽国道50号協和バイパス2億円▽国道50号桜川筑西IC関連(延伸)1億4000万円▽国道51号潮来バイパス7100万円▽国道51号神宮橋架替24億円──とした。

 このうち、東関道(潮来~鉾田)では常陸河川国道事務所と常総国道事務所で、国道50号結城バイパスでは常陸河川国道事務所と宇都宮国道事務所で事業を推進している。国道468号圏央道(久喜白岡JCT~大栄JCT間)では、整備局関係予算とは別に財政投融資を活用して4車線化事業を進めている。

 このほか、交通安全事業(I種)には4億8400万円を投じ、国道6号石岡市役所入口交差点改良、国道6号小幡南交差点改良、国道51号子生歩道整備などを進める。交通安全事業(II種)では国道4号と国道6号、国道50号、国道51号の道路標識や区画線、CCTVなどに3億1000万円、電線共同溝事業では国道6号の上稲吉電線共同溝ほか10カ所に8億0500万円を確保した。

 主な事業のうち、東関道水戸線(潮来~鉾田)では、潮来ICから鉾田ICまでの延長30.9km区間について、25年度から26年度の開通を目指して工事を進めているところ。本年度は、橋梁上部工事、改良工事、跨道橋工事などを計画。発注見通しによると、常総国道事務所からは改良工事や行方PAランプ橋下部工事など12件の一般競争入札が予定され、第2四半期以降に順次発注していくもようだ。

 NEXCO東日本と共同で進めている圏央道の4車線化では、久喜白岡JCTから大栄JCT間の延長92.2kmについて、26年度までの完了を目指している。23年3月末には、久喜白岡JCTから幸手ICまでの延長8.5kmと境古河ICから坂東ICまでの延長9.1kmが4車線で開通したほか、ことし4月には坂東PA(内回り)が供用を開始した。本年度中には、幸手ICから五霞ICまでの延長4.2kmと、つくば中央ICから牛久阿見ICまでの延長11.9km、阿見東ICから稲敷ICまでの延長6kmの4車線開通が予定されている。本年度は、橋梁上下部工事や改良工事などが計画され、発注見通しによると、常総国道事務所と北首都国道事務所ではそれぞれ10件の工事発注を予定する。

 国道6号牛久土浦バイパスでは、引き続きI期事業の調査設計や用地買収、II期事業で改良工事や橋梁上部工事、III期事業で調査設計と用地買収などを進める。I期事業では、22年3月に南側の延長1.3km区間が2車線で開通。本年度は、土浦地区の地盤改良工事2件を第2四半期、つくば地区の改良工事を第3四半期に発注する。

 このほか、国道6号千代田石岡バイパスで改良工事や高架橋上部工事などを予定し、東田中高架橋上部工事では第2四半期の発注が予定されている。国道6号東海拡幅で調査設計や用地買収のほか、改良工事などに着手。国道6号大和田拡幅では、用地買収や改良工事などを予定し、第2四半期には大和田地区の改良工事などを発注する。

 国道6号の石岡市役所入口交差点では、事業費に1000万円を確保し、改良工事に向けて調査設計を行う。この交差点は、事故危険区間(事故ゼロプラン)に位置付けられているところで、事故対策として、横断歩道及び停止線前出し・巻き込み部張出し・路面標示等の設置などが計画されている。

 また、道路調査の見通しでは、国道6号小美玉道路(仮称)で都市計画・環境アセスメントを進めるための調査を推進。鹿行南部地域では、潮来ICなどへのアクセス向上へ関係機関と基本方針の検討を進める。

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