万石浦に漁港整備 本年度は計画調査委託(女川町)

[2019/9/18 宮城版]
 女川町は、万石浦の2カ所に漁港を整備する意向だ。水産庁に漁港採択を申請しており、年度内に認められることを期待している。9月補正予算案には、漁港建設事業として測量設計等業務委託費に930万円を計上。来月にもこの業務を委託し、具体的にどの程度の漁港整備が可能かを判断する。
 漁港の採択を目指しているのは、大沢地区と針の浜地区の2カ所。大沢地区は女川温泉「華夕美」のすぐ東側で、浮桟橋があり、小形漁船が係留できるようになっている。すぐ北側にはJR石巻線や国道398号が横断している。針の浜地区には防波堤があり、その陸側に小型漁船が係留できるようになっている。
 町によると、防波堤などの施設は老朽化しており、補修する場合は町の単費で行わなければならい。浮桟橋は風が吹くと揺れて船をつないでいるロープが切れやすく、被害を受けやすくなっている。漁港になれば施設の改修や整備に補助金が使えるようになるため、新しい物揚場や重力式の防波堤なども整備が可能と考えている。
 具体的な漁港施設の配置などは、測量設計等業務を委託してボーリング調査や測量などを行い、年度内に決める。順調にいけば来年度に設計業務を委託し、2021年度ごろから建設工事を進めることになりそうだ。
 女川町内には現在、12カ所に漁港が設けられている。

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