山武市域に新設検討 圏央道の休憩施設(関東地方整備局)

[2020/3/21 千葉版]
 国土交通省関東地方整備局らが事務局を務める「圏央道(千葉県区間)休憩施設調整会議」の初会合が19日に開かれた。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会議形式ではなく、各委員に事務局から個別に説明する形で行われ、国土交通省千葉国道事務所や県、東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社の3者が意見交換した。東京湾アクアライン連絡道の海ほたるを除き、圏央道区間で県内に現在1カ所しかない休憩施設の新設候補地として、松尾横芝インターチェンジ(IC)~山武成東IC間の山武市域とすることを確認するなどしている。

 同会議は、関東地方整備局とNEXCO東日本が、道路利用者の利便性向上を図るため、道路休憩施設の新設に当たって調整・検討するために設立されたもの。県内を走る圏央道の休憩施設としては現在、高滝湖パーキングエリア(PA)のみが供用されているが、駐車場とトイレ、展望台があるのみで、売店など物販施設のみならず、飲料の自動販売機やごみ箱すら設置されていない状況となっている。

山武市域への休憩施設新設を計画する

山武市域への休憩施設新設を計画する

 当日の議事は▽同会議の設立▽圏央道県内区間の休憩施設の必要性▽今後の進め方──を議題として進められた。

 会議ではまず、圏央道神崎IC周辺に予定されている「神崎PA」について、必要な手続きを進め、既存の道の駅「発酵の里こうざき」と連携したPAとして、圏央道の4車線化の整備完了時期として見通されている2024年度までに整備することをそれぞれが確認した。

 さらに本県内の区間について、神崎PA予定地から(未供用の大栄ジャンクション~松尾横芝IC間を含め)高滝湖PAまでの間約75kmには休憩施設が計画されていないため、その具体化が必要であることを確認するとともに、その具体化に当たっては、休憩施設の間隔のバランスや整備のコスト、土地の利用状況などの観点から、松尾横芝ICと山武成東ICの間の山武市域を候補箇所とすることを併せて確認している。

 同会議は、国土交通省から関東地方整備局道路部と常総国道事務所、千葉国道事務所の3者に加え、県土整備部(道路計画課)、NEXCO東日本関東支社の建設事業部と千葉、水戸、木更津の3工事事務所の委員らで構成されている。

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