パシコンで高架橋設計 国道4号の交差点立体化(仙台河川国道)

[2022/3/12 宮城版]
 国土交通省仙台河川国道事務所は「仙台地区橋梁予備設計業務」の一般競争入札を開札し、総合評価を経てパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)が3510万円で落札した。予定価格は4400万円。調査基準価格は3501万円。開札日は9日。この業務は仙台市太白区郡山地区に国道4号の高架橋を新設するため、予備設計をまとめる。

 高架橋は鋼連続箱桁の3橋で構成することを想定。橋長は160m、1150m、160mになる見込み。今回の業務では主に概略設計の成果を踏まえ高架橋の構造形式を詳細に検討する。履行期間は12月23日まで。

 高架橋の新設は、国道4号仙台拡幅(篭ノ瀬~鹿の又)事業で、篭ノ瀬交差点~鹿の又交差点間を立体化するために行う。篭ノ瀬交差点は都市計画道路郡山折立線、鹿の又交差点は都市計画道路元寺小路郡山線がそれぞれ国道4号と交わっており、立体化で都計道の上を国道橋がまたぐようにする。

 立体化の対象延長は1・6㎞。計画幅員は立体4車線と平面4車線で計40m。このうち、立体部分の高架橋は延長1・4㎞で、全幅が15mとなる。中央分離帯の位置に高架橋を配置し、平面部分は高架橋の両側にそれぞれ2車線と歩道を確保する。総事業費は約400億円。

 高架橋の概略設計業務はパシフィックコンサルタンツに委託した。同社は平面部分の道路予備設計も担当している。

石巻河南道路は建設技術研究所

 同事務所は「石巻河南地区道路設計業務」の一般競争入札で、建設技術研究所(東北支社・仙台市青葉区)を落札者に決めた。9日に開札し、同社が2160万円で落札。予定価格は2664万円、調査基準価格が2125万円だった。

 この業務は、国道108号石巻河南道路の整備に向け、延長6・2㎞の道路予備修正設計や、軟弱地盤の技術解析を行う。履行場所は石巻市蛇田~北村地区。履行期間は12月23日まで。

 石巻河南道路の整備延長は、蛇田地区の菰継(こもつぎ)交差点から、北村地区の北村交差点までに至る7・8㎞。菰継交差点から須江地区の畳石交差点までが約2・2㎞で現道を幅員22mに拡幅し、そこから北村交差点までの約5・6㎞がバイパス(BP)路線を整備する。BP区間は盛土構造で幅員8・5mを確保し、8橋を新設する。総事業費は約210億円。

 道路の予備設計は建設技術研究所が作成した。

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