221人2団体に栄誉 建設関係功労大臣表彰を開催 本県は細谷氏ら3人(国土交通省)

[2022/7/12 茨城版]
 国土交通省は11日、「建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰」の表彰式を開催した。今回の受賞者は測量や河川、道路など11分野の建設事業功労者221人と優良団体2団体となった。本県関係では、総合建設業関係で、県建設業協会副会長の細谷武史氏(56歳、つくば市)、同じく同協会常任理事の小藥拓巳氏(61歳、筑西市)、住宅・建築事業関係で元県建築士事務所協会常務理事の大内賢一氏(74歳、ひたちなか市)の3人が受賞している。

 建設事業関係功労者国土交通大臣表彰は、建設産業の各分野で長年にわたり精励するとともに関係団体の役員を務め、業界の発展に寄与した個人や、地方業界の発展に貢献した団体などを表彰するもので、建設業など11分野でその功績をたたえている。対象は、国交省が評価する団体で5年以上の役員を務め、30年以上同一業種に精励した優良企業の経営者らのほか、優良団体では国交省が評価する団体のうち、設立から20年以上経た優良な団体が対象となる。

 受賞者を分野別にその内訳をみると、収用委員会等委員が16人、総合建設業が48人、専門工事が業49人、不動産業が28人、測量事業が9人、建設機械が4人、都市計画事業が17人、河川事業が9人、道路事業が4人、住宅・建築事業が36人、建設行政が1人、優良団体が2団体となった。

 表彰式で祝辞を述べた斉藤鉄夫国土交通大臣は、受賞者に「それぞれの立場から地域の守り手としての協力を受けた」と謝意を示した。続けて、今後も自然災害や人口減少、高齢化社会など多くの課題があるとして、「これからも総合的に減災・防災対策、国土強靭化、担い手不足を含めた働き方改革などを着実に進める」と、一層の協力を呼びかけた。

 以下、本県関係の主な受賞者は次の通り。(▽受賞者=[1]表彰理由概要[2]団体略歴)
【総合建設業関係】
▽細谷武史(56歳、つくば市、大昭建設代表取締役社長)=[1]多年建設業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した。[2]県建設業協会理事(10年5月~14年5月)、同常任理事(14年5月~16年5月)、同副会長(16年5月~)、県建設業協会竜ケ崎支部理事(08年4月~10年4月)、同副支部長(10年4月~15年4月)、同支部長(15年4月~)、建設業労働災害防止協会県支部理事(15年5月~18年5月)、同副支部長(18年5月~)、同竜ケ崎分会長(15年4月~)、県建設業協同組合理事(15年5月~16年5月)、同副理事長(16年5月~)、龍ケ崎市建設業組合理事(05年4月~17年4月)、同副組合長(17年4月~21年5月)、同組合長(21年5月~)
▽小藥拓巳(61歳、筑西市、小薬建設代表取締役社長)=[1]多年建設業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した。[2]県建設業協会理事(16年5月~18年5月)、同常任理事(18年5月~)、県建設業協会筑西支部監事(06年4月~08年4月)、同理事(08年4月~18年4月)、同副支部長(18年4月~20年5月)、同支部長(20年5月~)、建設業労働災害防止協会県支部理事(20年6月~)、同筑西分会理事(08年5月~20年5月)、同分会長(20年5月~)、県建設業協同組合理事(20年6月~)
【住宅・建築事業関係】
▽大内賢一(74歳、ひたちなか市、第一設計代表取締役)=[1]多年建築設計監理業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した。[2]県建築士事務所協会理事(00年5月~18年5月)、同常務理事(18年5月~22年5月)、同監事(22年5月~)

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