給食センターのプロポ公告 設計・施工・運営を一括 新学校給食センター(宮城県 亘理町)

[2023/1/27 宮城版]
 亘理町は26日、「町立学校給食センター整備運営事業」の事業者を選定するプロポーザルの手続きを開始した。一日の供給能力2500食規模の新施設について設計・建設・運営を一括(DBO方式)で発注する。応募は複数の法人で構成するグループとし、4月5日まで参加申請、5月20日まで提案書を受け付ける。7月上旬にも優先交渉権者を決定する。提案上限額(税込み)は施設整備が22億4950万円、維持管理・運営が31億2730万円。事業期間は15年間。26年9月の供給開始目指す。

 プロポのグループは「設計」「建設」「工事監理」「維持管理」「運営」の各業務を担当する複数の事業者(法人)で構成する。各業務は単一事業者(工事監理と建設の兼務は不可)または、複数での共同実施も可能。グループには亘理町内か県内に本社を置く事業者を1者以上含むこと。なお、協力事業者は可能なかぎり町内・県内の企業を参加させる。

 主な資格要件は「設計」と「工事監理」が共通で一級建築士事務所の登録とHACCPに関する知識など。「建設」は[1]特定建設業の許可[2]経審の建築一式工事の総合評定値が850点以上[3]2013年度以降に施工した延床2000平方m以上の公共施設の施工実績[4]監理技術者の配置──。共同で施工する場合は[1]を全者、少なくとも1者が[2]~[4]のすべてを満たすこと。

 「維持管理」は事業に必要な許認可、「運営」は2000食以上の調理業務の実績などを求めた。

 審査は資格と提案書の2段階とし、審査委員は東北工業大学建築学部の石井敏教授ら6人で構成する。参加申請後、4月19日までに結果を通知する。技術提案の締め切りは5月20日で、優先交渉権者を7月上~中旬に特定する。本契約は9月の町議会での議決をもって締結する。

 整備運営事業の範囲は施設整備業務が▽事前調査▽設計▽建設(上下水道延伸配管敷設含む)▽工事監理▽調理設備調達・設置▽食器・食缶等調達▽施設備品調達・設置──。このほか開業準備業務、維持管理業務、運営業務の一式。

 新給食センターは町役場に隣接する悠里1-16の敷地5480平方mに建設する。一日あたり最大2500食の調理能力を持たせ、HACCPに基づく衛生管理を行う。基本計画では施設規模に1400平方m程度を想定。設計を10月から着手し、26年6月末の施設竣工・引き渡しを目指す。同年9月1日に開業し、調理や維持管理・運営期間は41年7月末までの15年間とした。

 建て替えに関する基本計画は日本工営都市空間(仙台支店・仙台市青葉区)が担当した。

 既存給食センターは江下115に位置し、RC造平屋949平方mの規模で1972年に建設された。築50年を経過し、施設の老朽化と調理機器の能力低下が進んでいる。食育やアレルギー対応など多様化するニーズにも対応する新しい施設が求められている。

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