壬生町の配水池で設計 生活基盤施設耐震化等交付金 12事業に計2.2億円(栃木県上下水道課)

[2024/6/6 栃木版]

 県上下水道課は、水道事業における国の生活基盤施設耐震化等交付金の内示箇所をまとめた。2024年度は県内で8市町の12事業に、計2億2548万円が内示されている。新規は、大田原市の水道管路緊急改善事業と壬生町の基幹水道構造物耐震化事業(補強)の2つで、大田原市は全体延長750mのうち本年度は290mの送水管を更新。壬生町は北部配水場第2配水池の耐震化に向け、本年度は実施設計に着手する。このほか継続事業では、那須塩原市で鳥野目浄水場の4施設の更新などを引き続き実施する。

 交付金事業の内容を見ると、宇都宮市は松田新田浄水場と高間木取水場を対象に15年度から基幹水道構造物の耐震化事業を実施しており、本年度は2438万円の交付を受けて松田新田浄水場の急速ろ過池と配水池の耐震補強工事を実施する。

 大田原市は、本年度から水道管路緊急改善事業に着手し、大田原浄水場から大田原配水池までの耐震性の低い経年基幹管路を耐震管へ更新する。全体延長は750mで、このうち本年度は290mを施工する計画で、申請額3051万円が認められた。

 また同市では、黒羽配水池、大田原浄水場、佐久山東部浄水場、狭原浄水場、湯津上低区配水池、両郷配水池、片田配水池、須賀川配水池、桧沢配水池の9カ所で19年度から基幹水道施設の耐震化(補強)に取り組んでおり、本年度は湯津上低区配水池の耐震補強工事を実施するほか、須賀川配水池と桧沢配水池の耐震補強工事の実施設計を策定する。

 那須塩原市も、鳥野目第3配水池、要害配水池、東那須野低区配水池、低区配水池、板室本村高区配水池、鳥野目浄水場、千本松浄水場、要害浄水場の8カ所で19年度から基幹水道構造物の耐震化事業(改築・更新)を実施しており、本年度は鳥野目浄水場の着水井、ブロック形成池、沈殿池、急速ろ過池の更新を継続する。

 また水道管路緊急改善事業では、那珂川水源分水口から鳥野目浄水場まで全体延長2670mで耐震性の低い経年基幹管路を耐震管に更新しており、本年度は導水管575mを更新。重要給水施設への配水管を耐震管へ布設替する重要給水施設配水管事業では、島方公民館周辺の延長310mで舗装本復旧を図る。

 那須烏山市は、南那須地区の全体延長2567mを対象に、重要給水施設への配水管を耐震管へ布設替しており、本年度は延長600mの配水管布設替に1043万円が内示された。

 壬生町でも、獨協医科大学病院や各避難所など重要給水施設への配水管を耐震管へ布設替しており、全体延長7482mのうち本年度は240mの布設替を計画。また新たに、北部配水場第2配水池の耐震化(補強)に向けて、本年度から実施設計を策定する。

 塩谷町は、玉生小学校や玉生コミュニティセンターなど全体3955.4mを対象に重要給水施設への配水管を耐震管へ布設替しており、本年度は延長650mを計画。高根沢町も、西小学校や高根沢中央病院など全体3500mで同じく耐震管へ布設替しており、本年度は547mを布設替する。

 那須町は水道管路緊急改善事業で、横沢浄水場ポンプ井から低区配水池までと、占勝園浄水場ポンプ井から高区配水池までの全体延長4180mで20年度から耐震性の低い経年基幹管路を耐震管へ更新しており、本年度は550mの送水管布設替を実施する。

 生活基盤施設耐震化等交付金の内示箇所は次の通り。(▽市町村名=[1]補助事業名[2]事業期間[3]本年度実施内容[4]国庫補助額、▼は新規)
▽宇都宮市=[1]基幹水道構造物の耐震化(補強)[2]2015~25年度[3]松田新田浄水場における急速ろ過池および配水池の耐震補強工事[4]2438万円
▽大田原市=[1]基幹水道構造物の耐震化(補強)[2]2019~26年度[3]湯津上低区配水池の耐震補強工事、須賀川配水池・桧沢配水池の耐震補強工事実施設計[4]484万円
▼大田原市=[1]水道管路緊急改善事業[2]2024~26年度[3]送水管更新(DIP〔GX〕φ300、延長290m)[4]3051万円
▽那須塩原市=[1]重要給水施設配水管[2]2012~27年度[3]舗装本復旧(島方公民館周辺、延長310m、面積1200平方m)[4]436万円
▽那須塩原市=[1]水道管路緊急改善事業[2]2022~29年度[3]導水管更新(DCIP〔NS〕φ500、延長575m)[4]5449万円
▽那須塩原市=[1]基幹水道構造物の耐震化事業(改築・更新)[2]2019~40年度[3]鳥野目浄水場(4施設)の更新、着水井・ブロック形成池・沈殿池・急速ろ過池[4]3275万円
▽那須烏山市=[1]重要給水施設配水管[2]2023~27年度[3]配水管布設替(HPPEφ100、延長600m)[4]1043万円
▽壬生町=[1]重要給水施設配水管[2]2010~25年度[3]配水管布設替(DIP〔GX〕φ400、延長240m)[4]1912万円
▼壬生町=[1]基幹水道構造物の耐震化(補強)[2]2024~25年度[3]実施設計[4]281万円
▽塩谷町=[1]重要給水施設配水管[2]2019~29年度[3]配水管布設替(DIP〔GX〕φ150、延長650m)[4]1147万円
▽高根沢町=[1]重要給水施設配水管[2]2022~30年度[3]配水管布設替(DIP〔GX〕φ200、延長547m)[4]1108万円
▽那須町=[1]水道管路緊急改善事業[2]2020~29年度[3]送水管布設替(DIP〔GX〕φ250、延長550m)[4]1919万円

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