実施設計が1.5億円 奥松島運動公園13ha 広場や体育館など(東松島市)

[2016/8/27 宮城版]
 東松島市は、9月補正予算案に奥松島運動公園の災害復旧に向けた実施設計費として1億5542万円を計上した。同公園は、野蒜地区の東名運河より北側に整備する。対象面積は約13haを予定。震災津波の被害を受けたエリアで、市が防災集団移転促進事業により土地を買い上げる。年内に実施設計業務を委託し、来年半ばくらいに工事を発注、30年度には完了させ、供用を開始したい意向だ。

 公園用地は、一体をまとめて買えない事情があるため、公園全体が東西に延びた形状となる。公園の最も東側は、震災遺構のJR旧野蒜駅に接する場所で、約6haの土地に、こども広場、36ホールのマレットゴルフ場、駐車場を整備する考え。こども広場は芝生化し、遊具を置くことを想定している。

 そこからやや離れ、旧野蒜小の脇から東名運河まで延びた市道を挟んだ西側に、約1haの土地を確保し、体育館とテニスコート4面の整備を計画。さらにその西側には、約5haの土地に多目的グラウンド(サッカー場)、少年野球場、土の広場を設け、その北側の旧野蒜小脇に約2haの交流広場を整備するイメージになっている。

 東西に延びた各施設をつなぐために、旧JRの線路を園路、または緑道として活用することを検討している。公園整備の基本設計はアジア航測(仙台支店・仙台市青葉区)に委託し、7月にまとめた。

 今回の補正では、整地などの土木工事と、体育館や管理棟などの建築工事に向けた実施設計費を計上した。体育館については、プロポーザルで設計提案を募る可能性がある。

道路工事費が4億円(9月補正予算案)

 東松島市は、来月1日開会の市議会第6回定例会に提出する9月補正予算案を公表した。一般会計は20億2170万円を追加し、総額を556億2720万円とする。主な工事費は、道路新設改良事業の5路線に3億8920万円、鳴瀬未来中学校の防音工事に1億9000万円、防火水槽の設置工事と消防ポンプ付積載車の車庫新築工事に計6384万円を充てるなどした。

 委託費では、火葬場整備事業の地質調査と調査測量設計に計1242万円、放課後児童クラブ2カ所の新築実施設計に計836万円を盛り込むなどした。

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