第1、第2旅客ビルを改修 第3では到着ロビー増築(NAA)

[2018/1/18]
 成田国際空港(NAA)は、今夏から第1、第2の旅客ターミナルビル(PTB)でバリューアップ(内装改修)工事に着手する。同社が第4四半期の発注見通し(政府調達分)として明らかにしたもので、3月にも一般競争入札(簡易型総合評価方式(通常型))を公告し、6~7月から着工、32年3月までの工期で進める計画。工事種別は建築、ランクはAとする。

 同案件は1PTB、2PTBともに「バリューアップ工事(官・民)」と「バリューアップ工事」の2件ずつに分離し、計4件での発注を計画。6月に着工予定の「官・民」では、両ターミナルビルともに出国審査場や入国審査場、税関検査場などの内装改修工事を予定している。

 具体的にはエレベーターの増設や照明設備の更新、案内サインの改修を進める方針。エレベーターは1PTBで4基、2PTBで2基を増設する考えで、改修面積は1PTBが約2万5000平方m、2PTBが約1万7000平方m。2PTBはトイレ5カ所の改修も予定しており、いずれも夜間工事で進める。

 残る「バリューアップ工事」も、7月からの着工を目指す。工事の内容は1PTBが北ウイング出発ロビーや第1・2サテライト出到着コンコース、出発ラウンジなど、2PTBは出到着コンコースと出発ラウンジ、サテライト出到着コンコース、出発ラウンジなどのそれぞれ内装改修工事で、官・民と同様に照明設備の更新や案内サインを改修。改修面積は1PTBが約1万8500平方m、2PTBが約2万7000平方mとなっている。

 これら以外で公表された案件をみると「3PTB到着ロビー増築他工事(建築・設備)」は設計施工一括方式(デザインビルド方式)で公募型競争(総合評価方式)による発注が計画されており、S造2階建て延べ約5000平方m(うちピロティ約880平方m)の構造・規模で計画。付帯設備工事や昇降機工事を含めるとしており、1階は躯体と内外装まで、2階は躯体・外装までとした。公告は3月を予定しており、工期は6月から31年12月までとした。このうち1階到着ロビーは31年6月末までに完成させるよう求めている。金額規模は10億円以上。

 同じく金額規模が10億円以上の「洗機場南側エプロン舗装その他工事」も3月の公告で、工期は4月~32年3月を予定。整備地区のコードC(B737クラス4スポット)とビジネスジェット5スポットのマルチスポットの整備に伴うもので、コンクリート舗装7000平方m、アスファルト舗装2000平方m、ヘッダーピット構築工1基のほか、ハイランドピット土工、地中線管路工、その他附帯工、撤去工各一式で計画しており、入札は公募型競争(簡易型総合評価方式(通常型))を予定している。

 このほか1億円以上の規模の案件をみると「B滑走路南側電気室・場周柵照明工事」を3月~31年5月の工期で、公募型競争(簡易型総合評価方式(通常型))を1月に公告予定。航空機格納庫の窓を補修する「NAA第2ハンガー窓補修工事」は3月に公募型競争入札を公告するとし、3~6月の工期で進める。工事種別・ランクは建築Bで、370mのシール打ち替えや約30カ所の冊子補修などを予定している。

 また「2PTBエレベーター更新工事」は2月の公募型競争(簡易型総合評価方式(通常型))の公告を予定しており、工期は4月~31年6月。エレベーターの部品供給が不可能となるための更新で、15台を対象としている。

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