図書館総研が最優秀 新県立図書館の整備基本計画(県生涯学習課)

[2018/6/2 千葉版]
 県生涯学習課は1日、建て替えを計画している新県立図書館の施設整備に向けた基本計画の策定支援業務を委託するための企画提案で、図書館総合研究所(東京都文京区)を最優秀提案者に決めた。提案は同社を含め2者からあったという。1月に策定された県立図書館基本構想内で「県の中央」とした新図書館の建設場所や、必要な建物規模を盛り込んでいく考えだ。

県立中央図書館

県立中央図書館

 県は、中央(千葉市)、西部(松戸市)、東部(旭市)の県立図書館3館について、県立図書館機能の向上を図るため1館に機能集約し、老朽化の進んだ中央図書館に替わる新たな県立図書館を整備することとしている。

 今回の業務では、新たな県立図書館(公文書館機能など含んだ複合施設を予定)の整備に向け、施設の建設場所に関する調査・分析や必要な施設機能、機能別の必要面積の算出、施設構成、整備スケジュールなどの検討を実施する。有識者や県民の意見も取り入れながら、策定を進めていく方針だ。

 新たな施設に図書館機能や公文書館機能、博物館の収蔵機能を複合化することを仮定した場合、図書館機能の開架部門・サービス部門・保存部門・管理運営部門と、文書館機能の開架部門・サービス部門・保存部門・管理運営部門、博物館機能の保存部門の必要諸室について、共用の可能性を検討する。複合化の可能性については、有識者会議で一元的なサービス提供について議論し、その意見などを踏まえて細部を検討していく。

 現在の3館体制は、蔵書の保管が容量の90%超に達するなど限界状態にある上、昭和43年の建設で築50年が経過するなど老朽化するとともに、増築が重ねられた中央図書館(地下2階地上5階建て延べ6,171平方m)は、先の調査で耐震補強が困難と判定されており、3館の合計延床面積約1万3,000平方mを上回る規模の建物が必要だと見込まれている。一方で、高さ制限もあることから、現在地での建て替えは事実上困難となっている。

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