エイト日本が堤防設計 石巻三輪田地区の北上川(北上川下流)

[2019/9/27 宮城版]
 国土交通省北上川下流河川事務所は、北上川下流三輪田(みのわだ)地区の堤防設計業務をエイト日本技術開発(東北支社・仙台市若林区)に委託する。業務委託に当たっては25日に一般競争入札を開札し、総合評価を経て同社が3175万円で落札。予定価格は3881万円、調査基準価格が3140万円だった。
 北上川の右岸に位置する石巻市三輪田地区では、同川の河川堤防が計画高より低いため、延長6.6km区間にわたって堤防をかさ上げする。現在の堤防高より2m近く土を盛ることになる見込み。
 既存の堤防は、県道河北桃生線との兼用堤となっている。県道は2車線で、一部区間は工事用道路が川側を並走しているため、実際には4車線の幅がある。工事用道路は、北上川や旧北上川の堤防を復旧・復興するために整備され、防護柵で県道と区切り、資材などの置き場にもなっている。
 今回の堤防設計業務では、築堤の詳細設計と地質調査をまとめる。交通を確保しながら築堤するための施工方法なども考えてもらう。その際は、いたずらに切り回ししなくて済むように、工事用道路の有効活用なども検討する。履行期間は2020年2月28日まで。
 業務委託に当たっては当初、24日に開札する予定だったが、事務所の都合により25日に開札日をずらした。総合評価でエイト日本技術開発は、技術評価点で46.2点、価格評価点で10.9147点の計57.1147点(評価値)を獲得し、落札を決めた。入札には同社を含め9社が参加しており、次点の評価値は56.6056点だった。
 三輪田地区で堤防をかさ上げするに当たっては、昨年度に概略設計業務を八千代エンジニヤリング(北日本支店・仙台市青葉区)に委託。18日には測量業務の一般競争入札を開札し、2048万円でダイワ技術サービス(仙台市宮城野区)に落札決定したばかり。測量業務は地形測量と応用測量の一式で、履行期間が20年2月28日まで。

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