小山市20年度予算案 普通建設事業費は126億円 排水強化対策事業を推進 乙女中学校区一貫校へ構想

[2020/2/4 栃木版]
 小山市は3日、一般会計が前年度当初から4.6%増の673億5000万円となる2020年度当初予算案の概要を公表した。普通建設事業費は、23.8%増の126億8066万円となっている。建設関連の主要事業としては、建設中の新庁舎整備事業や市立体育館整備事業などのほか、排水強化対策事業、テクノパーク小山南部や第4工業団地第2工区の整備、市街地再開発事業、大谷地区中心施設整備事業、豊田中学校区新設小学校整備事業が挙げられている。乙女中学校区では、小中一貫校整備に向けて基本構想を策定するという。      =2~3面に主要事業と予算額

 施策の柱は、[1]市民生活の安全・安心・健康づくり・医療・保健・スポーツ・教育・福祉対策の推進[2]まち・ひと・しごと創生総合戦略、地方創生の推進[3]社会資本整備を中心とした景気・地域経済の再生の推進-の3項目。

 具体的には、▽市民の生命・財産を守り、地域の安全・安心な暮らしのために▽健康づくり・医療・保健・スポーツ・教育の充実のために▽高齢者・障がい者がいきいきと生活できる福祉対策等社会保障の充実のために▽産業の振興による新たな雇用創出のために▽新しい人の流れの創出のために▽出会いから結婚・出産・子育ての希望の実現のために▽SDGs(持続可能な開発目標)推進のために▽産業・都市・教育基盤整備による「人と企業を呼び込む施策」推進のために▽地域住民の利便性向上のために-の施策に取り組んでいく。

 「市民の生命・財産を守り、地域の安全・安心な暮らしのために」では、20年度末の竣工を目指す市役所新庁舎整備事業などのほか、排水強化対策で、豊穂川流域の整備用地取得や補償、小山栃木・立木排水路の準用河川化に向けた測量、簡易水位計設置などを実施。防災体制強化で、避難所となる学校体育館への空調機設置を行うとしている。

 「健康づくり・医療・保健・スポーツ・教育の充実のために」では、建設中の市立体育館整備事業などのほか、琵琶塚古墳および摩利支天塚古墳の保存整備の工事を着工するとした。

 「産業の振興による新たな雇用創出のために」では、新規の工業団地として、テクノパーク小山南部や第4工業団地第2工区の整備に着手。第4工業団地第2工区では、現況調査や測量調査を行うとした。

 「新しい人の流れの創出のために」では、小山御殿広場を中心としたまちの賑わい創出のほか、城山公園フラワーパーク整備を挙げており、実施設計や伐採で8500万円を計上している。

 「出会いから結婚・出産・子育ての希望の実現のために」では認定こども園整備補助で、羽川幼稚園認定こども園に4億3941万円、(仮称)若木保育園に1億9267万円を配分している。

 「産業・都市・教育基盤整備による「人と企業を呼び込む施策」推進のために」では、新規事業で▽思川駅北口地区整備▽豊田中学校区新設小学校整備▽乙女中学校区小中一貫校整備-など挙げている。

 思川駅北口地区整備では、優良な住宅開発の誘導を含めた計画的な土地利用を図るとし、認定外道路改良工事に着手。豊田中学校区新設小学校では、豊田中隣接地に小学校の体育館や校舎を着工。

 既存事業では、都市再生整備で小山駅周辺地区では道路整備事業や交通量調査、大谷地区では大川幹線および同支線を着工する。乙女中学校区小中一貫校については、基本構想の策定に着手する。

 「地域住民の利便性向上のために」では、大谷地区中心施設整備を挙げており、20年度は実施設計に着手する。

 特別会計では、墓園やすらぎの森事業が前年度当初から174.6%増の1億4800万円、与良川水系湛水防除事業が9.9%減の4300万円、小山東部第二工業団地造成事業が255.3%増の6億9420万円、テクノパーク小山南部造成事業が9.6%増の5億4570万円となった。水道事業の資本的支出は、30.2%増の16億2714万円、下水道事業の資本的支出は、5.6%増の43億9966万円となっている。

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