関東地方整備局発注見通し 本県工事30件を公表 復旧や堰堤改築に公募型指名

[2020/7/1 栃木版]
 関東地方整備局は1日、建設工事発注見通し(7月期・250万円超)を公表した。本県関係工事は7事務所合わせ30件で、拡大型を含む一般競争入札20件、道路・河川の災害復旧工事や日光砂防と渡良瀬川河川事務所の砂防堰堤改築など適用の公募型指名競争10件の内訳。事務所別では、▽宇都宮国道3件▽日光砂防6件▽鬼怒川ダム統合管理4件▽渡良瀬川河川6件▽下館河川1件▽利根川上流河川8件▽宇都宮営繕2件-で、常陸河川国道は該当が無かった。
  =3面に事務所別発注予定工事の概要

 宇都宮国道は、他県工事を含め第2四半期を主体に9件を発注。政府調達の50号新川島橋上部工が渇水期の第3四半期、矢板管内の台風19号被害に伴う護岸・法面復旧には公募型指名競争を適用する。

 日光砂防は一般競争が4件、公募型指名競争2件の内訳。谷止工や堰堤の改築工事が主体で、二ノ沢第一谷止改築工事は工期27カ月を予定した。

 鬼怒川ダム統合は、川治と五十里ダムの施設補修など4件で、第2四半期に発注する。

 渡良瀬川河川は、群馬県と合わせ11件を公募型指名競争で発注。河川は維持管理、砂防は堰堤改築等を実施する。

 下館河川の本県関係工事は1件で、宇都宮市石井地先で鬼怒川の低水護岸整備を第2四半期に発注する。

 利根川上流河川の本県工事は8件。谷田川橋橋台耐震など7件を第2、思川右岸川西水防拠点盛土を第3四半期に発注。台風被害に伴う南摩川低水護岸復旧は公募型指名競争を適用する。

 宇都宮営繕の本県工事は、拡大型一般競争2件で第2四半期に発注。栃木職安と関東農政局大田原庁舎の構内整備で、既存庁舎の取り壊しを行う。

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