減災対策を検討プロポ 仙台東の農業用排水機場(仙台東土地改良)

[2020/7/7 宮城版]
 農林水産省仙台東土地改良建設事業所は、仙台東地区の災害復旧関連区画整理事業で、基幹排水機場4カ所の減災対策を検討する。6日付で検討業務の簡易公募型プロポーザルを公告しており、15日まで参加表明書、22~31日に技術提案書を受け付け、審査を経て8月19日に特定結果を通知する。
 検討業務は、件名が「仙台東地区基幹排水機場等減災対策検討業務」。全国的に豪雨災害が多発している状況を踏まえ、地域防災に大きな役割を果たしている4カ所の基幹排水機場について、豪雨災害その他に対する脆弱性を確認し、運用上の留意点を検討するとともに、必要となる追加対策の検討や設計を行う。
 具体的には、排水機場の適切かつ有効な減災対策を検討し、設計や図上計算をまとめるほか、ポンプ設備と除塵設備の状況確認や、点検とりまとめを実施する。履行期間は2021年2月26日まで。
 対象となる基幹排水機場は、高砂南部排水機場、大堀排水機場、二郷堀排水機場、藤塚排水機場で、いずれも仙台市内に位置している。
 プロポの参加資格は、東北農政局から測量・建設コンサルタント等がA等級で、建設コンサルタントの資格認定を受けていることなど。参加表明書の選定結果は21日に通知する。

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