上三川町21-22年度実施計画 願成寺地区で公園整備 テニスコートを人工芝化

[2021/01/09 栃木版]

 上三川町は8日までに、2021・22年度の総合計画実施計画をまとめ、建設関連の重点事業に▽消防・防災体制の充実▽上下水道整備事業▽子育て支援の推進、学校教育の充実▽農業振興事業-などを挙げた。各年度の財政計画で一般会計における財政規模は、21年度が106億8992万円、22年度が109億4394万円と試算。このうち、普通建設事業費は21年度が14億3779万円、22年度が15億7456万円となっている。=2面に建設関連事業一覧

 消防・防災体制の充実では、河川の整備や田んぼダム整備事業などを実施。河川事業は調査と改修・維持管理に21年度2900万円、22年度3600万円。石田地区で事業を予定している田んぼダム整備事業では、21年度424万円、22年度1255万円を計上した。

 上下水道整備事業は、管渠や配水管などの整備を推進。配水管整備や老朽管の布設替工事を進める水道施設整備事業は、21年度1億6167万円、22年度1億9260万円を配分。汚水・雨水整備を行う公共下水道事業には、21年度1億0526万円、22年度1億3010万円を計上。特定環境整備事業は21年度1億3104万円、22年度1億8874万円を配分して石田地区の汚水整備を行う。

 子育て支援の推進と学校教育の充実では、小学校給水設備改修事業で21年度1986万円、22年度3336万円。明治小学校体育館の屋根改修工事は21年度3130万円を配分。図書館施設整備改修事業では、21年度5790万円、22年度381万円を配分している。

 農業振興事業では、農業用施設の整備などを実施。用排水路の改修等を支援する県単農業農村整備事業は、21年度・22年度ともに2100万円を配分している。

 道路では、道路整備事業が21年度3億0200万円、22年度2億1670万円を配分。道路維持事業が21年度・22年度ともに1億円を充当。点検や修繕等を行う橋梁維持管理事業は、21年度2320万円、22年度3750万円を配分。多功・西浦地内側溝整備事業は、21年度に4000万円を計上している。

 富士山地区市街地整備事業では、区画道路や公園整備で21年度3932万円、22年度3094万円を配分。道路改良工事などを行う公園通り整備事業は、21年度に8100万円を配分。公園整備などを行う願成寺地区市街地整備事業は、21年度5605万円、22年度5094万円を配分した。

 テニスコートの人工芝張替工事には、21年度4024万円を配分。公園では、都市公園の維持管理等で21年度1億3110万円、22年度1億3177万円を配分。上三川霊園の造成に係る設計や工事には、21年度313万円、22年度2499万円を配分。町内コミュニティセンター施設整備には、21年度5540万円、22年度2100万円を配分した。町役場の庁舎・設備維持修繕事業には、21年度2億1431万円、22年度2億6453万円を配分している。

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