高根沢町予算案 宝積寺駅周辺で道路、公園整備 アクアセンター処理場を増設

[2021/2/26 栃木版]
 高根沢町は25日までに、2021年度当初予算案を発表し、一般会計は前年度当初比3.4%減の103億9000万円。普通建設事業費は、西小学校大規模改修事業や東小学校旧施設の解体の終了などで20.24%減の15億4361万円となった。建設関連事業では、工事を進めている土づくりセンター整備や町民広場陸上競技場改修事業のほか、JR宝積寺駅周辺の道路や公園整備、仁井田第2水源の井戸更新、宝積寺アクアセンターの処理場増設などを行う。 =3面に主要建設関連事業と予算額

 一般会計の新規・重点事業では、防災重点農業用ため池防災減災対策推進事業に、1000万円を計上。計画的・効果的な防災工事等に向けて、施設の劣化状況や詳細情報を把握し、長寿命化計画の策定や、災害への安全性評価を行う。

 都市再生整備計画事業には、1億2756万円を計上。JR宝積寺駅周辺で▽町道375号線改良工事(L200m、工期:21年7月~22年3月)▽街区公園2号整備工事(A2200平方m、工期:21年7月~22年3月)-を予定した。

 町道108号線舗装修繕事業には2000万円を計上し、桑窪地内(L80m)で、21年10月~22年3月に工事を実施。21年6月~22年3月に29橋の点検を行う橋梁修繕事業には、4405万円を計上した。

 都市計画道路の宝積寺南通り整備事業は912万円を計上。同事業は駅西第一土地区画整理事業地内から国道4号まで、都市計画道路区間の物件調査や不動産鑑定を実施。宝積寺西通り整備事業には1899万円を計上。宝積寺駅西第二地区の都市計画等道路用地について、沿線地権者の意向調査、未相続共有地の取得、所有権移転等の業務のほか、整備方針も検討する。

 特別会計では、宝積寺駅西第一土地区画整理事業が50.1%減の6050万円で、街区画地の換地処分や登記を進める。

 企業会計のうち、水道事業の資本的支出は50.0%増の2億3781万円で、仁井田第2水源の井戸更新工事に着手。下水道事業の資本的支出は、44.0%増の9億3378万円で、宝積寺アクアセンターの処理場増設工事を行う。

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