パックご飯工場の新築公告 参加受付は1月12日まで(JA全農ラドファ)

[2021/12/17 宮城版]
 全農の子会社であるJA全農ラドファ(加美町・千葉房俊代表取締役社長)は15日、「JA全農ラドファ無菌包装米飯工場新設工事」の一般競争入札を公告した。参加資格は建築一式工事の特定建設業で総合評定値が897点以上であること。過去10年以内に同種工事を元請として施工した実績も求める。

 施主代行は全農宮城県本部が行う。入札説明書などの交付は2022年1月11日まで同本部生産資材部施設住宅課で受け付ける。参加申請書と同確認書の提出は同12日まで施設住宅課に持参すること。開札は同2月7日にJAビル宮城で行う。

 JA全農ラドファでは、主力商品である「パックごはん」の生産能力増強を図るため、色麻町内に新たな食品工場を建設する。建設場所は大原工業団地(色麻町四竃)内の約1.7ha。構造規模はS造平屋約2972平方m。工事では建屋の建築のほか、クリーンルームの空調や冷暖房、給排水設備、電気設備の工事なども行う。

 新工場は年間1620万食を生産し、家庭用だけでなく業務用も提供を計画。需要の伸びている海外への輸出も視野に入れているという。既存工場と合わせた生産能力は年間約2000万食となる見通し。

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