約4.6億円で豊和建設 河北消防署の建築が落札(宮城県 石巻市)

[2022/5/25 宮城版]
NY6350 河北消防パース 石巻市は、「河北消防署庁舎建設その他工事」の一般競争入札で、総合評価や低入札価格調査、事後審査を経て豊和建設(石巻市)に落札決定した。落札額は4億6128万円、予定価格が5億2920万円、調査基準価格が4億9257万4961円。開札日は11日。来月に開かれる市議会6月定例会で工事請負契約の承認を得て本契約となる。

 河北消防署は成田字小塚裏畑17-1他に位置しており、近隣にある倉庫や事務所を解体撤去し、敷地を2600平方m程度にまで拡張した上で新庁舎を建設する。完成後は既存の庁舎や会議室棟を解体撤去する。

 建設その他工事では、RC造2階建て延べ1155平方mの新庁舎を建設する。外構工事や既存施設の解体工事も担う。外構工事は駐車場や駐輪場の整備など。既存施設は、庁舎棟がRC造2階建て延べ396平方m、会議室棟がS造2階建て延べ354平方mの規模。工期は2024年3月15日まで。

 関連する電気設備工事と機械設備工事は11日に一般競争入札を開札し、総合評価と事後審査を経て、電気を日本製紙石巻テクノ(石巻市)が9000万円、機械を晃和工業(同)が8600万円で落札した。工期は2件とも2023年8月31日まで。

 新庁舎には事務室、会議室、多目的室、食堂、車庫など配置する。改築の基本・実施設計業務は綜企画設計(仙台支店・仙台市泉区)に委託した。

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