13地区で約81億円 本年度の新規採択地区を公表(県農村計画課)

[2022/7/1 茨城版]
 県農業農村整備事業の県営新規採択地区が分かった。本年度の採択地区は5事業13地区で、総事業費の合計は81億4640万円と試算。内訳は経営体育成基盤整備事業が42億5600万円、県営畑地帯総合整備事業が16億8700万円、県営かんがい排水事業が14億5400万円、農村地域防災減災事業が3億6800万円、基幹農道整備事業が3億8140万円となっている。

 地区ごとに事業内容とみると、経営体育成基盤整備事業は、塩田地区(常陸大宮市)で、区画整理11.6haを予定する。工期は27年度までとし、総事業費に3億2100万円を投じる。

 根本地区(常陸大宮市)では、区画整理24.9haを実施していく。工期は28年度までとなり、総事業費は6億円と試算した。

 瓜連地区(那珂市)では、区画整理23.7haを行う。工期は27年度までとし、総事業費は5億0800万円に設定した。

 石井来栖稲田地区(笠間市)では、区画整理30.6haを予定する。工期は27年度までとなり、総事業費に9億4300万円を投じる。

 野田奈川地区(稲敷市)では、区画整理30.6haを進める。工期は29年度までとし、総事業費は9億9600万円に設定した。

 十三間戸地区(河内町)では、用水路工15.7kmと排水路工6.9km、農道工0.9kmを実施していく。工期は27年度までとし、総事業費に8億8800万円を投じる。

 県営畑地帯総合整備事業は、小岩戸地区(小美玉市)で、区画整理21.3ha、農道工0.9kmなどを予定する。工期は27年度までとなり、総事業費に7億3600万円を投じる。

 若地区(八千代町)では、区画整理25.6haと農道工1.1kmを行う。工期は27年度までとし、総事業費は9億5100万円としている。

 県営かんがい排水事業は、木田余地区(土浦市)で、用水路工17.7kmと揚水機場1カ所、排水路工5.6kmを行う。工期は27年度までとし、総事業費は9億1400万円と試算している。

 長井戸沼湛水防除機場地区(古河市、境町)では、排水機場1カ所のポンプ補修2台と上屋補修を実施していく。工期は24年度までとなり、総事業費は5億4000万円に設定した。

 農村地域防災減災事業は、川尾池地区(潮来市)で、ため池の改修を進める。工期は25年度までとし、総事業費は2億1500万円と試算した。

 桜川樋門地区(土浦市、牛久市、つくば市、つくばみらい市、阿見町)では、用水樋管の改修を実施していく。工期は24年度までとし、総事業費は1億5300万円となる。

 基幹農道整備事業は、伊師地区(日立市)で基幹農道1.8kmの整備を行う。工期は26年度までとし、総事業費に3億8140万円を投じる。

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