4カ年で95%以上に 生活排水処理構想案 農集排の下水接続を検討(壬生町)

[2023/1/19 栃木版]

 壬生町は18日までに、町生活排水処理構想の素案を公表した。それによると、下水道事業は2023年度からの4年間で現在計画されている事業計画区域を積極的に推進し、生活排水処理人口普及率95%を目指すほか、33年度までに事業計画区域隣接地区の整備完了を目指す。農業集落排水事業については、公共下水道へ接続して効率化を図る検討を行うとしている。

 町は、効率的で効果的な汚水処理施設の整備・運営管理を計画的に実施していくため、新しい生活排水処理構想を策定することとした。短期目標は26年度、中間目標は35年度、長期目標は50年度に設定している。

 町では過去の実績値等を基に、広域化・共同化計画を考慮するとともに、将来行政人口や検討単位区域を設定し、集合処理区に接続する場合の経済性評価および事業実施可能量による段階的整備計画について見直しを検討した。

 短期目標では下水道事業計画区域の整備や合併処理浄化槽整備補助を行い、生活排水処理人口普及率95%を目指す。中期目標では、合併処理浄化槽整備補助のほか、農業集落排水施設の公共下水道への接続についての検討・整備を行い、下水道事業計画区域整備の完了を目指して生活排水処理人口普及率を96.8%にする。

 長期目標では、農集排の公共下水道接続の検討・整備や合併処理浄化槽整備補助を行うことで、生活排水処理人口普及率の目標を98.7%に設定した。合併処理浄化槽整備への補助は、汲み取り処理槽の転換も宅内配管補助の対象とするほか、撤去費も補助対象に追加する。

 下水道事業計画策定済みの六美町北部土地区画整理事業地内や下馬木地区については、国から示された26年度までの整備概成95%以上を目指し、集合処理の整備を推進する。農業集落排水事業の旭町地区と星の宮地区は、24年度から供用を開始する。

 事業計画区域に隣接する六美町北部・中央・南部地区は、集合処理による整備とする。原坪地区は汚水幹線の整備完了区域であるため、集合処理による整備とした。これら地区の整備着手は、27年度以降になるとしている。

 公共下水道全体計画区域で、残整備地区の下町・上町・松原地区と本郷地区は、現在の構想では整備着手が34年度以降となっており、合併処理浄化槽を推進することで汚水処理人口普及率向上につながることから、集合処理から個別処理に変更する。

 中長期的には、31年度を目標に、水処理センターの改築更新に合わせたクリーンセンター機能の施設統合を検討する。

 農業集落排水の上田地区、中泉地区、北小林・助谷地区は、35年度を目標に北部処理区への接続を検討する。藤井地区は、35年度を目標に壬生処理区への接続を検討する。黒川東部地区と恵川地区も、50年度を目標に壬生処理区への接続を検討するとしている。

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