再開発組合の設立認可 松戸市北小金駅南口東地区0・9ha

[2023/8/19 千葉版]

 松戸市が支援する「北小金駅南口東地区市街地再開発組合」の設立が8月18日、県から認可された。複合ビル「ピコティ北小金東館」東側の約0.9haで、複合ビル2棟(戸数372戸)や広場、道路を整備する。総事業費は約150億円。事業施行期間は2028年9月30日までの約5カ年。認可公告から30日以内に再開発組合の設立総会を開催し、理事ら役員を選出。24年度の権利変換計画認可を経て、25年度に着工、27年度の竣工を目指す。工事施工などの業務を代行する特定業務代行者は、公募型プロポーザルにより選定を進めており、再開発組合の設立後に決定する。事業計画書の縦覧を近日中に市役所で開始するとともに、市ホームページで公表する予定だ。

 施行地区は、松戸市小金、小金きよしケ丘、東平賀の一部。JR常磐線「北小金駅」の南口、1994年2月に竣工した「北小金駅南口地区第一市街地再開発事業」の東側に位置する。

 同地区には商業施設が多く、多くの人々が集うエリアになっているが、東地区は、狭あいな道路や老朽化が進行した建物が目立つなど、駅前という立地でありながら、土地の高度利用が行われていない状況にある。周辺に公園や広場などがなく、防災性や安全性などにも課題を抱えていた。

 そこで、先行した北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業に続くため、1997年にまちづくり研究会、18年に再開発協議会を設立。20年7月に準備組合を立ち上げ、まちづくり向けた検討を進めてきた。地権者は29件。

 事業協力者は野村不動産(東京都新宿区)、長谷工コーポレーション(東京都港区)の2者。事業全体のコンサルタントはURリンケージ(東京都江東区)、建築物の基本設計は楠山設計(東京都千代田区)が担当している。

 計画では、北側敷地(1街区)に20階建て延べ約2万0500平方mを配置。区画道路中央線(幅員6m)と広場(約1000平方m)を挟んだ南側敷地(2街区)に14階建て延べ約9400平方mの規模を建設する。

 主要用途は、住宅、商業、駐車場。共用部分を含む住宅面積は約2万8800平方m。

 事業推進にあたって市は、防災性や安全性の向上を図るため、約20億円の補助金を交付、都市計画道路や市管理の広場を整備する。当初予算には23年度分として2億8080万円を計上している。

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