交付金活用の計画策定 津田沼駅南口にデッキや広場整備(習志野市)

[2023/10/14 千葉版]

 習志野市は、JR津田沼駅南口地区における市街地再開発事業に向け、国の交付金活用に必要な都市再生整備計画の策定に着手する。「津田沼駅周辺地区都市再生整備計画策定業務」の委託事業者を選定する指名競争入札を公告した。予定価格は627万円(税込み)。履行期限は2024年3月まで。25日に開札する予定だ。

 市は、津田沼駅南口地区の再開発について、ショッピングプラザ「モリシア津田沼」の信託受益権を有する野村不動産と「まちづくりに関する確認書」を締結。市が今年3月に策定した「習志野文化ホール再建設基本計画」に基づき、新たな文化ホールを整備することを確認している。

 そこで、駅前広場や駅と新施設を結ぶ約2500平方mのペデストリアンデッキなど、地域の特性を活かしたまちづくりを進めるため、国の交付金の採択を目指し、都市再生整備計画の策定を進める。

 国土交通省の「都市再生整備計画事業」は、地域の特性を活かしたまちづくりを支援し、都市の再生を効率的に推進することを目的に創設。市では現在、津田沼1丁目公園そば「JR津田沼駅北口自転車駐車場」の建て替えに向け、庁内で都市再生整備計画を策定、国との協議を進めている。

 一方、JR津田沼駅南口地区の市街地開発事業に伴う都市計画については、「高度利用地区」など7項目にわたる決定・変更を想定。容積率を最大800%に緩和し、同市内では最高となる50階建て程度の高層ビルを建設する。

 11月までに都市計画の原案をまとめ手続きを開始、24年10月の都市計画決定を目指す。その後、事業認可を25年4月、権利変換認可を11月に得て、27~31年に新施設を建設する。

 9月補正予算には、習志野文化ホール再生事業(基本設計・実施設計に伴う支援業務委託)に3カ年で総額2349万円の継続費を追加しており、10月下旬~11月上旬にも一般競争入札で発注する。

 同業務では、施行予定者の野村不動産が実施する文化ホールの設計について、市が設計の是非を検討する際に、専門的知見から調査・検討して助言してもらう。

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