2027年度にも斎場改修 長寿命化計画策定へ(浦安市)

[2023/10/21 千葉版]

 浦安市は、市が運営する公営の「浦安市斎場」について、竣工から60年以上使用していくことを念頭に、長寿命化計画の策定に着手する。経年劣化に加え、塩害による腐朽が進んでいることから火葬炉を含め中規模改修工事を実施する。設計を2025~26年度にまとめ、27年度にも着工する予定だ。

 千鳥海岸のそばに位置する浦安市斎場は、2005年7月の稼働から17年が経過、経年劣化による老朽化が進んでいる。市は、現況を調査、改修工事と改修工事以降の保全業務を含めた長寿命化計画をとりまとめるため、委託事業者を選定する一般競争入札を公告した。予定価格は1211万円(税抜き)。履行期間は12カ月。

 浦安市斎場の敷地面積は1万2270平方m。主な施設は、2005年7月建築の既存棟(RC造2階建て延べ4499平方m)と慰霊塔(RC造平屋10平方m)、22年10月竣工の増築棟(S造平屋348平方m)。既存棟の火葬炉は4基、排気系統2系統で構成する。

 長寿命化計画策定業務では、近年や将来の火葬件数を想定して改修や増設、維持管理を踏まえて検討。改修計画では、中規模改修工事の工事範囲など、発注仕様書となる改修工事設計や要求水準書を作成するための改修基本計画をまとめる。

 参加資格は22・23年度浦安市入札参加資格者名簿「測量・コンサルタント」の大分類「建築関係建設コンサルタント業務」に登載されていることなど。経験として斎場や学校、焼却施設など公共施設の、長寿命化計画策定業務を受託した実績を求めている。

 参加申請書を25日~27日に受け付け、確認通知書を27日~11月7日に発行。入札書を7日~9日に受け付け、9日に開札する予定だ。

 既存棟の建築は戸田建設、電気設備は新生テクノス、給排水衛生・空調設備はテクノ菱和、火葬炉は宮本工業所がそれぞれ施工、設計は梓設計が担当した。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.