建設改良費が6%増 24年度予算/水道耐震化に10億円(石巻広域水道)

[2023/2/2 宮城版]
 石巻地方広域水道企業団(企業長・齋藤正美石巻市長)の2024年度予算が1日に成立した。収益的支出と資本的支出を合わせた歳出総額は、前年度比6.2%増の111億7689万円。資本的支出の建設改良費は、同6.1%増の34億3024万円となった。主な事業は水道施設の耐震化事業に10億3430万円を充てるなどした。

 歳出の内訳は、収益的支出が同3.5%増の67億6812万円、資本的支出が同10.8%増の44億0876万円。資本的支出のうち、建設改良費の内訳は別表の通り。前年度に比べて改良費が減った分、耐震化事業が増えている。

 改良費は18億2365万円で、内訳を見ると配水施設が14億6635万円、浄水施設が1億9729万円、送水施設が4577万円、取水施設が525万円。

 配水施設は湊・流留系送・配水管(蛇田新上沼)の敷設替え工事(その1)などを進める。浄水施設は須江山浄水場の受配電設備更新工事などを予定。送水施設は小野ポンプ場の野蒜系送水ポンプ更新工事などを実施する。取水施設は神取取水場の3号取水ポンプ更新工事を行う。

 水道施設の耐震化事業は、送水施設に7億5060万円、配水施設に2億4380万円、導水施設に3990万円を配分。

 配水施設は湊配水場の配水池耐震補強工事(その4)などを発注する。送水施設は流留系送水管(井内四番)の敷設替え工事(その1)などを実施する。導水施設は鮎川系(ナベコシ沢)の導水管敷設替え工事を行う。

 須江山系導水管路の耐震化事業は5億2608万円で、このうち5億2598万円を須江山系導水管の敷設工事(その5)など導水施設に充てる。

 収益的支出では、構築物・機械装置等の修繕費として、原水および浄水に3670万円、配水および給水に2億3059万円を措置。配水および給水の委託費では、漏水調査に6513万円、メーター取り替えに6283万円を盛り込むなどした。

受配電設備の更新に4億円

債務負担を設置

 同企業団の24年度予算では、債務負担行為として須江山浄水場の受配電設備更新工事に限度額4億円、小野ポンプ場の野蒜系送水ポンプ更新工事に同3480万円を設定した。期間はともに24~25年度。

 須江山浄水場の受配電設備は、設置から32年以上が経過しているため、故障して機能停止する前に高圧受電盤の機器類などを更新する。小野ポンプ場の野蒜系送水ポンプも48年以上が経過して老朽化しているため、取り替える。

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