保健医療大学を機能強化 調査検討プロポ公告(千葉県)

[2024/6/5 千葉版]
 千葉県は4日、保健医療大学の機能強化に向けた調査検討事業について、委託事業者を選定するプロポーザルの手続きを開始した。キャンパスの立地を比較検証するほか、機能強化に必要な施設や設備の整備を検討するもので、委託額は1900万円を上限とする。11日にオンラインで業務説明会を開く。

 保健医療大学の幕張(千葉市美浜区)と仁戸名(千葉市中央区)両キャンパスが対象となる。同業務では、本県の保健医療向上に貢献し続けるため、将来を見据えた機能強化に関する調査を実施し、今後のあり方を検討するための基礎資料とする。

 ハード面では、キャンパスの立地について、施設の維持や統合などを比較検証する。施設の更新は現在のキャンパス状況を踏まえることとし、大規模改修と建て替えの両案を検討することを求めている。

 キャンパス立地案ごとに機能強化に必要な施設や設備を検討し、整備費用を概算する。大学院の設置可能性や公立大学法人化などを調査・検討するほか、調査検討会議の運営を支援する。委託期間は2025年3月まで。

 プロポの応募資格として、県総務部管財課所管の物品等入札参加業者適格者名簿「委託」に登録されていることなどを求める。7月1日まで企画提案書を受け付け、7月上旬の書面審査、7月中旬のプレゼンテーション・ヒアリング審査などを経て、7月下旬までに最優秀提案者を選定する。

 保健医療大学は、県内唯一の県立大学として、県立衛生短期大学と県医療技術大学校を統合し、09年4月に開学した。県立衛生短期大学が幕張キャンパス、県医療技術大学校が仁戸名キャンパスとなっている。

 健康科学部の看護、栄養、歯科衛生、リハビリテーション4学科を設置。リハビリテーション学科の3・4年生が仁戸名キャンパス、それ以外の学生が幕張キャンパスに在籍している。

 幕張キャンパスの敷地面積は約4万3300平方m。施設は事務棟や教育棟A・B、図書館棟、学生ホール棟、講堂、体育館など延べ約1万5000平方m。1980年に完成し、築43年が経過している。

 仁戸名キャンパスの敷地面積は約1万5000平方m。施設は東校舎棟、講堂・図書館棟、研究棟、体育館など延べ5500平方m。東校舎棟は90年に竣工し、建築から30年が経っている。

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