幹線道路整備に連携 道路整備同盟県連合協議会が総会

[2025/7/23 千葉版]

通常総会で事業計画案など3議案を可決

通常総会で事業計画案など3議案を可決

道路整備促進期成同盟会千葉県連合協議会(会長・小泉一成成田市長)の通常総会が7月22日、千葉市内で開かれた。新会員として昨年10月に設立された「房総地域東京湾口道路建設促進期成同盟会」を迎え、事業計画など3議案を原案通り可決、道路予算の確保を国に強く働きかけていくことなどを確認した。

道路整備促進期成同盟会千葉県連合協議会は、県の道路期成同盟会29団体(正会員)と、県道路協会と県道路整備促進協議会の2団体(特別会員)で構成。理事は各期成同盟会の会長をつとめる市町長らがつとめる。

冒頭あいさつで、小泉会長は、「県内全域を見渡すと、高規格道路のミッシングリンクや、暫定供用区間が多く残され、道路ネットワークは量的にも質的にも不十分」と語気を強め、広域的な幹線道路ネットワークの充実、強化を訴えた。

さらに、「会員相互の連携を図り、必要な予算の確保などを国に強く働きかけていく」と述べ、新年度の取り組みに意欲を示した。

来賓の高梨みちえ副知事は、「広域的な幹線道路ネットワークの整備は、半島性の克服や災害時の緊急輸送、成田空港の整備効果の波及に不可欠」と指摘し、新湾岸道路や千葉北西連絡道路など、新たな道路についても、積極的に計画の策定へ取り組んでいることを説明。「道路整備は、地元自治体をはじめとする関係者のみなさんの協力があってこそ」と強調し、連携強化に期待を示した。

25年度の事業計画には、国会と政府関係機関などに対する要望活動、道路整備に関する調査研究や広報活動、他の道路関係団体との協力など主に4項目を盛り込んでいる。

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