阿見工団に174億円 当初予算 100億円投じ真弓トンネル着工 2カ年で水戸産業学院実習棟(県)
[2026/2/19 茨城版]
県(大井川和彦知事)は18日、2026年度の当初予算案を明らかにした。主な事業では、阿見実穀地区工業団地造成関連事業に173億9700万円を確保。常陸太田市道0139号線真弓トンネル整備では、限度額99億9000万円(27-29年度)の債務負担行為を設定し、27年度に着工する。水戸産業技術専門学院実習棟建設工事では、債務負担行為(27年度)を含め2カ年で総額29億4821万円を盛り込んでいる。
阿見実穀地区工業団地造成関連事業では、圏央道周辺地域の中でもひたち野うしく駅や牛久亜美ICに近接し立地優位性が高いことから、県施行による新たな産業用地を開発する。面積は約68haで分譲面積は約50ha。事業費は約271億円を投じる。
真弓トンネルは、常陸太田市道0139号線整備の一環。市は真弓トンネルや計8カ所の橋梁(橋梁5カ所、跨道橋3カ所)などを含む延長5030m区間の整備を県に委託している。全体事業費は約264億円で、このうちトンネル区間の概算事業費は約135億円。延長は2084mで、27年度に着工し、29年度の開通を目指す。
水戸産業技術専門学院については、少子化や既存施設の老朽化を受け、県内5カ所の学院を水戸と土浦の2カ所に統合。整備にあたり機能集約を図るため、職業人材育成センター跡地に実習棟を新築する。
施設規模はS造2階建て、延べ床面積4450平方m。工事は26-27年度の2カ年で進め、28年度からの供用開始を目指す。事業費は26年度12億2300万円、27年度17億2521万円を見積る。
新規事業では、新県立病院整備に係る基本計画策定に3500万円を計上。県立中央病院と県立こども病院の統合に向け、26年度は基本計画に加え、測量・用地取得を進める。
保健所3カ所では、26-27年度で新築・改築工事を進める。事業費は27年度の債務負担行為を含めて古河に12億4188万2000円、つくばに13億6680万2000円、潮来11億9423万3000円を確保する。
このほか、茨城空港ターミナルビル拡張検討事業に3200万円、鹿島アントラーズの新スタジアム建設に向けた基本計画策定に4800万円、五浦美術館リニューアルの実施設計に4900万円、国道123号那珂川大橋整備に10億円(27年度限度額)を割り当てた。
一般会計は総額1兆3599億2400万円で、前年度比7.6%増加。公共事業費は国補公共事業が827億2900万円、県単公共事業が343憶3900万円の全会計あわせて1170億6800万円となり、前年度当初比5.9%の増加となった。
