山ゆりなど改修 パークアルカディア ドッグランは見直し(常陸大宮市)

[2026/3/18 茨城版]
 常陸大宮市は、パークアルカディアのブラッシュアップ推進事業で、2026年度の当初予算案に工事費9580万円を計上した。敷地内にあるふれあい交流体験館「山ゆり」と陶芸工房「森林科学館」のリノベーション改修工事を実施する。一方、ドッグランの整備については、需要などから見直しを行い、27年度から多目的広場の整備を進めていく。

 山方地域にあるパークアルカディアは敷地面積5万2215平方m。敷地内にはケビン村やパターゴルフ場、ふれあい体験交流館、森林科学館、運動広場、アスレチック場、プラネタリウム館などが立地する。完成から30年が経過し、老朽化や利用者減少などが進行している。

 このため、21年度から再整備に向けた検討を開始。22年度にはリノベーションに向けた基本計画の策定に着手したほか、再整備・運営に関する民間事業者の募集が行われ、23年7月にはダイブ(東京都新宿区)の運営によるグランピング施設「ザランタンひたち大宮」がオープンした。

 市では、敷地内にある関連施設の整備を進める。改修工事を行う山ゆりはエリア内にあるレストラン。1995年に完成した木造施設で、規模は延べ約400平方m。工事は主に内部が対象となり、導線などを改善してファミリー層にも使いやすくするほか、現在は男性用の方が広いトイレなども改修し、子連れなどに配慮した仕様とする。

 森林科学館は94年の完成で、内部に木工体験ができる工房などが設置されている。規模は木造2階建て延べ約200平方m。工事では1階の工房部分を改修し、会議室などにも利用できる多目的なスペースを整備する。いずれも設計は、基本計画をまとめた匠建築研究室(水戸市)が担当している。

 工事は全体で3年程度で進め、2026年度は山ゆりと森林科学館を改修。27-28年度に多目的広場の改修を行う。多目的広場については当初、合わせてドッグランの整備を想定していたが、ザランタンの利用者にペット同伴者が少ないことなどから計画を変更。多目的広場に遊具や水遊び場などを整備する。

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