2四半期以降に工事344件 技術学校新築は10月公告(宮城県が発注予定更新)

[2025/7/2 宮城版]
 県は1日、工事の発注予定を更新しホームページに公表した。1日時点で第2四半期以降に344件の発注を予定している。4月1日時点と比べると288件の減。四半期別の内訳は、第2が297件で全体の86%を占めており、第3が39件、第4が8件。主な工事は、営繕課が高等技術専門校の本館.3号館新築工事や、4号館等新築工事について、10月に一般競争入札を公告する。

 344件の内訳を部局別に見ると、総務部が9件、企画部が4件、環境生活部が4件、保健福祉部が5件、経済商工観光部が6件、農政部が43件、水産林政部が15件、土木部が181件、企業局が20件、教育庁が28件、警察本部が29件。

 本庁の所管分は152件で、出先機関の所管分が192件。土木部の出先機関別では、大河原土木が27件、仙台土木が14件、北部土木が15件、北部土木栗原が9件、東部土木が21件、東部土木登米が12件、気仙沼土木が10件、仙台塩釜港湾が3件、仙台地方ダムが1件、大崎地方ダムが1件、栗原地方ダムが1件となっている。

 高等技術専門校の工事は、本館.3号館の新築が概算工事規模に27億円、工期に約22カ月を見込んでいる。4月当初は概算工事規模が30億円で、8月の公告を予定していた。4号館の新築等工事は、概算工事規模が20億円で、工期が約24カ月。

 2件とも施工場所は仙台市宮城野区田子1丁目4-1で、種別が建築一式工事となる。

 高等技術専門校の工事はこれ以外に、設備課が受変電設備設置工事を10月、本館.3号館新築工事(衛生・空調設備)を12月に、それぞれ一般競争入札を公告する予定。

 営繕課はこのほか、月内に築館警察署の解体工事、8月に田尻さくら高校の管理棟中規模改修工事や、名取支援学校の屋内運動場大規模改造工事、9月に旧柴田農林高の校舎等解体工事や、小牛田農林高校の武道場改築工事について、一般競争入札を公告する見通し。

 土木事務所の3億~5億円の主な工事を見ると、大河原土木が町裏沢砂防堰堤工事や、本砂金沢1砂防堰堤工事、仙台土木が深沼地区海岸災害復旧工事その1、北部土木栗原が天神橋橋梁補修工事、東部土木が大谷川浜小積浜道路改良工事(その5)と同(その6)、東部土木登米が西舘歩道設置(2)工事を一般競争入札で発注する。

 地方振興事務所の主な工事では、仙台が月内に野尻地区の区画整理工事、北部が月内に阿久戸第2排水機場の機械設備補修(2)工事、8月に出来川左岸6-2-2工区の区画整理工事、東部登米が月内に金谷揚水機場の機械設備補修工事を発注する。

 これ以外では、管財課が月内に社会福祉会館解体等工事、漁港整備推進室が8月に気仙沼漁港マイナス7.5m岸壁他工事(その2)、水道経営課が9月に仙塩流域下水道管渠改築工事、大崎広域水道事務所が月内に衡東浄水場撤去工事、教育庁施設整備課が12月に古川支援学校(旧志田小学校)改修工事について、一般競争入札を公告する予定だ。

Comments are closed.


Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project.