伊王野白河線で改良工 発注見通し 新たに43件を追加(県県土整備部)

[2025/11/28 栃木版]

 県県土整備部は28日に、11月期の建設工事発注見通し(250万円超)を公表する。今回新たに43件を追加し、このうち主要地方道伊王野白河線と県道稲沢高久線の道路改良工事、桑原一号沢と門前向沢の砂防堰堤工事、学校沢の付替道路工事、塩原ダムの堆積土除去工の計6件に一般競争入札を適用する。このほか、国道294号二宮拡幅の道路改良工事や舗装工事、県道上高根沢氏家線の道路改良工事、一級河川秋山川の護岸工事なども追加し、これらは指名競争入札で発注する。=発注見通しの詳細は2面に掲載

 追加案件の内訳は、宇都宮土木事務所1件(うち条件付き一般競争入札1件)、鹿沼土木事務所4件、日光土木事務所2件、真岡土木事務所14件、栃木土木事務所5件、矢板土木事務所2件(同1件)、大田原土木事務所9件(同4件)、烏山土木事務所1件、安足土木事務所5件となっている。

 宇都宮土木事務所は、桑原一号沢の砂防堰堤工事その2(通常砂防)を追加し、第4四半期に一般競争入札で発注する。田川支流の桑原一号沢で、砂防堰堤工1基を整備するもので、工期は約9カ月を予定する。

 鹿沼土木事務所は、国道293号仁神堂工区の道路改良工事と一級河川行川の築堤工事、中ノ畑IICの防護柵設置工事、県道下日向粟野線の舗装修繕工事の計4件を追加した。行川と下日向粟野線は第3四半期、293号と中ノ畑IICは第4四半期に、いずれも指名競争入札で発注する。

 日光土木事務所は、国道120号の清滝工区で3車線化事業を実施しており、事業完了に向けて舗装工事と防護柵工事各1件を追加した。第4四半期に指名競争入札で発注する。

 真岡土木事務所は、国道294号二宮拡幅で舗装工事4件と道路改良工事3件を追加し、いずれも第4四半期に指名競争入札で発注する。また、主要地方道宇都宮笠間線の中飯工区の歩道整備では、道路改良工事を第4四半期に発注する。

 栃木土木事務所は、県道下野二宮線の薬師寺工区、県道境間々田線の南飯田工区、主要地方道栃木粟野線の深沢工区でそれぞれ道路改良工事を追加し、第4四半期に指名競争入札で発注する。

 矢板土木事務所は、一級河川箒川筋(塩原ダム)の堆積土除去工事を追加して、第4四半期に一般競争入札で発注。また、県道上高根沢氏家線櫻野工区の道路改良工事は、第3四半期に指名競争入札で発注する。

 大田原土木事務所は、主要地方道伊王野白河線蓑沢工区と県道稲沢高久線芦ノ又東工区の道路改良工事、および学校沢の付替道路工事、門前向沢の砂防堰堤工事の4件に一般競争入札を適用した。伊王野白河線と学校沢は第3四半期、稲沢高久線と門前向沢は第4四半期の発注を予定する。

 烏山土木事務所は、国道293号の馬頭地内の舗装修繕工事1件を追加した。舗装修繕工2000平方mの規模で、約5カ月の工期で施工する。

 安足土木事務所は、一級河川秋山川で護岸工事1件と堤防舗装工事2件を追加し、いずれも第4四半期の発注を予定する。また、県道仙波鍋山線の舗装工事や主要地方道足利邑楽行田線の舗装修繕工事も追加した。

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