橋梁補修2件を再公告 参加要件はJV外し単体に(宮城県 石巻市)
[2026/1/10 宮城版]
石巻市は9日、「石巻大橋橋梁補修工事」と「中浦橋橋梁補修工事」の一般競争入札(総合評価、事後審査)を再公告した。前回は2件とも2者JVを参加対象としたが、石巻大橋が参加者なし、中浦橋が1社のみの参加だっため不調に終わった。再公告に当たってはJVから単体のみの参加に切り替えた。28日に開札する。
石巻大橋は橋長306.5m、幅員12.3mの7径間鋼製箱桁橋で、旧北上川に架設されている。市道中埣橋石巻大橋伊原津一丁目線の橋梁で、大橋地区と不動町を結んでいる。複数年をかけて補修する計画で、今回が初弾工事。
初弾工の主な施工内容は、歩道部618平方mの橋面防水工と表層工、床版の取り替え工(穴あきPC板2枚)、鋼製支承20基とゴム支承4基の取り替え工、ひび割れ補修工など。
予定価格は1億2955万2000円。工期は3月31日までだが、延長する場合がある。
中浦橋は橋長53m、幅員17mの2径間鋼I桁橋で、門脇字二番谷地地区に設けられている。工事は15tの工場製作工、1177平方mの橋面防水工、1739平方mのアスファルト舗装工、93平方mのコンクリートブロック張工、26組の支承補修工、延長99.4mの伸縮継手工、500平方mの橋梁塗装工などを実施する。
予定価格は2億4222万2000円。工期は3月31日までだが、延長する場合がある。
2件とも入札の参加資格は県内に事業所があり、市の資格承認簿に「鋼構造物工事」の登録があることなど。中浦橋は鋼構造物工事の特定建設業許可を受けていることも求める。
23日まで参加申請書や総合評価の技術資料調書、27日まで入札書を受け付ける。
なお、中浦橋橋梁補修工事の落札候補者になった場合は石巻大橋補修工事には参加できない(参加申請している場合は無効となる)。
石巻大橋は1967年に架設され、すでに58年が経過。さびや床版のひび割れなどが発生しているため、4~5年ほどかけて上部工と下部工を補修する。補修費は概算で10億円程度となっており、特に塗装工事などに費用がかかる見込み。補修設計業務は中浦橋と一括して東建工営(名取市)に委託した。
橋梁5橋の補修一括
同市は、笈入橋など5橋の補修工事を一括して一般競争入札(総合評価、事後審査)で発注する。9日付で入札手続きを公告しており、23日まで参加申請書や総合評価の技術資料調書、27日まで入札書を受け付け、28日に開札する。
補修するのは橋長14.2mの笈入橋、13.3mの〆切橋、5.3mの保育所前橋、12.4mの11号水路橋、6mの舟入橋。
工事内容は塗装塗り替え工や伸縮装置の取り替え工、断面修復工、ひび割れ補修工、ずれ止め緩衝工など。予定価格は6069万5000円。工期は3月31日までだが、延長する場合がある。
入札の参加資格は市内に本店があり、土木一式工事がA等級であることなど。
なお、この工事で落札候補者になった場合、9日に公告された「山崎馬鞍線(中島工区)道路改良(その7)工事」の入札には参加できない(参加申請書を提出している場合は無効となる)。
同市は道路ストック長寿命化事業で橋梁やトンネルなどの点検、修繕、更新、撤去等を進める。第2次石巻市総合計画の実施計画(2026~28年度)では、同事業に今後3カ年で21億1000万円を投じる考え。
年度ごとの内訳は、26年度が5億5900万円、27年度が8億5330万円、28年度が6億9770万円となっている。
