街路18カ所に21億円 至宝工区で電線共同溝工事(県都市整備課補正)
[2026/1/14 栃木版]
県都市整備課は12月補正予算で、街路事業の国庫補助金や交付金等18カ所に21億3466万円を計上した。いずれも年度当初からの継続で、新規の箇所は無かった。このうち、家富町堀込線の中橋や大通りの桜工区など7カ所は既に発注済みの工事の債務に充当。前橋水戸線の高砂町I工区は舗装工事や照明工事を実施して26年度に事業を完了させ、国谷駅前線の至宝工区は電線共同溝工事に着手する。また中郷八木岡線の荒町工区では、2億3000万円を計上して用地補償を進める。
主な事業箇所を見ると、前橋水戸線の高砂町I工区では現道を拡幅して両側に歩道と自転車通行帯を確保するとともに、無電柱化を実施している。補正分では6000万円を配分して、26年度の事業完了を目指し引き続き照明工事や舗装工事を実施する。
同じく前橋水戸線の大橋工区は、秋山川の改良復旧事業に伴う大橋の架け替えを実施しており、26年度には橋梁部の供用を図る予定。補正分では、橋梁周辺の護岸工事に2300万円を追加している。
中郷八木岡線荒町工区は、真岡市荒町から田町までの延長約340mで現状の幅員7m現道を16mにまで拡幅し、両側歩道と自転車通行帯を設けるとともに、電線共同溝を設置して電線類を地中化する。本年度は富貴沢建設コンサルタンツ(宇都宮市)で電線共同溝の予備設計を実施しており、補正では用地補償費2億3000万円を予算化している。
おもちゃのまち下古山線の若草町工区は、主要地方道羽生田上蒲生線の東武宇都宮線跨線橋部の4車線化と歩行者、自転車の通行空間を整備している。延長は600mで、幅員は立体交差部が32m、付加車線部が35m。補正分は引き続き、東武鉄道との交差部の道路排水工事に充当する。
国谷駅前線の至宝工区は、東武宇都宮線国谷駅から主要地方道宇都宮栃木線の国谷駅入口交差点まで、延長129.9mにわたり幅員を18.0mに拡幅して電線類の地中化を実施している。補正では4900万円を追加して、延長50mの電線共同溝工事に着手する。
沼和田川原田線の片柳町工区は、JR栃木駅の南側と北西側を連絡して栃木市街地の内環状線の一部を担う、延長497.0m、幅員20.0mのバイパスを整備している。補正では4600万円を追加して、引き続き改良工事を進めていく。
このほか、大通りほか1路線の桜工区、平町東町線ほか2路線の下今市工区、片岡西通りの片岡工区、野崎こ線橋通りほか1路線の野崎工区、中田原美原線の城山工区、赤見門馬線ほか1路線の高萩町工区、家富町堀込線の中橋工区の7カ所については、既発注分の改良工事などの債務に充当。下今市工区や片岡工区は今回の補正で事業費の措置が完了し、実質は繰り越して26年度に事業が完了する見通し。
補正分の街路事業は次の通り。(▽箇所名(路線・工区)=[1]市町村[2]事業費[3]12月補正分の事業内容[4]備考)
【宇都宮土木】
▽3・2・101号大通りほか1路線(桜工区)=[1]宇都宮市[2]3億5000万円[3]改良・舗装工事、歩道橋工事
【日光土木】
▽3・4・20号平町東町線ほか2路線(下今市工区)=[1]日光市[2]200万円[3]舗装工事[4]2026年度完了
【真岡土木】
▽3・4・306号中郷八木岡線(荒町工区)=[1]真岡市[2]2億3000万円[3]用地補償
【栃木土木】
▽3・4・201号沼和田川原田線(片柳町工区)=[1]栃木市[2]4600万円[3]改良工事
▽3・3・901号おもちゃのまち下古山線(若草町工区)=[1]壬生町[2]4141万円[3]道路排水工事
▽3・3・901号おもちゃのまち下古山線(おもちゃのまち工区)=[1]壬生町[2]5900万円[3]用地補償
▽3・4・902号国谷駅前線(至宝工区)=[1]壬生町[2]4900万円[3]電線共同溝工事
【矢板土木】
▽3・4・8号片岡西通り(片岡工区)=[1]矢板市[2]2億0600万円[3]改良・舗装工事[4]2026年度完了
【大田原土木】
▽3・3・3号野崎こ線橋通りほか1路線(野崎工区)=[1]大田原市[2]3250万円[3]改良工事
▽3・4・1号中田原美原線(城山工区)=[1]大田原市[2]2500万円[3]改良工事
▽3・4・8号藤原西那須野線ほか1路線(五軒町工区)=[1]那須塩原市[2]2600万円[3]用地補償
【烏山土木】
▽3・5・2号山手通り(屋敷工区)=[1]那須烏山市[2]100万円[3]電線共同溝詳細設計
【安足土木】
▽3・4・1号前橋水戸線ほか1路線(高砂町I工区)=[1]佐野市[2]6000万円[3]舗装工事、照明工事[4]2026年度完了
▽3・4・3号赤見門馬線ほか1路線(高萩町工区)=[1]佐野市[2]6676万円[3]用地補償、道路排水工事
▽3・4・1号前橋水戸線(大橋工区)=[1]佐野市[2]2300万円[3]護岸工事[4]2026年度橋梁部の供用
▽3・5・101号毛野西新井線(西新井町工区)=[1]足利市[2]6000万円[3]用地補償
▽3・5・102号家富町堀込線(中橋工区)=[1]足利市[2]8億2600万円[3]橋梁工事
▽3・4・1号前橋水戸ほか3路線(本町工区)=[1]佐野市[2]3100万円[3]用地補償
