焼却場跡に保管所 廃棄物処理計画 汚泥再生処理センター新設(神栖市)
[2026/1/22 茨城版]
神栖市は、一般廃棄物処理基本計画の改定案をまとめた。計画期間は2026-35年度の10年間。主な施策として、旧波崎町塵芥焼却場の解体工事を行うほか、跡地に第二リサイクルプラザが使用するストックヤードを整備。第一衛生プラントと第二衛生プラントは老朽化が著しいため、将来的に統合して有機性廃棄物リサイクル推進施設(汚泥再生処理センター)を新設する。
旧波崎町塵芥焼却場は旧波崎町のごみ処理施設で、1981年4月に竣工。構造がSRC造一部RC造3階建て延べ床面積1857平方m。当時の処理方法は機械化パッチ式、処理能力は30t/8時間。解体した跡地にストックヤードを整備し、資源化物の適正管理とリサイクルの推進を図る。
また、第一・第二リサイクルプラザは当面、現在の処理体制を継続。今後、処理効率の低下があった際には長寿命化や更新に関する検討を進める。施設整備の際には統合や処理方法の最適化を考慮する。
第一リサイクルプラザは2005年11月竣工で、工場棟がS造一部SRC造4階建て5019平方m、プラザ棟がS造3階建て1259平方m。処理能力は26t/5時間。第二リサイクルプラザは02年4月竣工、S造一部RC造地上2階地下1階建て4152平方m。処理能力は20t/5時間。
有機性廃棄物リサイクル推進施設(汚泥再生処理センター)は第一衛生プラントの敷地内で整備を検討。環境省の循環社会形成推進交付金を利用する。
第一衛生プラントは1993年10月の竣工で、RC造地上3階地下1階建て539平方m、計画処理能力110/日。処理方法は残渣処理+混和希釈方式で、放流先は鹿島臨海特定公共下水道(深芝処理場)。施設設備は竣工当初の60/日が基本となっており、搬入量に対して余力がない状態。2011年には汚泥焼却設備を脱水設備に変更した。
第二衛生プラントは1979年3月竣工、管理棟がRC造2階建て240平方m、処理棟[1]がRC造地上2階地下1階建て518平方m、処理棟[2]がRC造平屋399平方m。2010年度からはし尿・浄化槽汚泥の受け入れのみで、第一衛生プラントに運搬して処理を行っている。
整備スケジュールはストックヤード、汚泥再生処理センターいずれも未定。財政状況を踏まえながら今後検討する。
計画の策定にあたっては東和テクノロジー(本社・広島県広島市)が支援業務を担当。市は2月13日まで計画案についてのパブリックコメントを実施している。
