来年度に交付金事業化 宇都宮亀和田栃木線の中泉(県栃木土木)

[2026/1/22 栃木版]

 県栃木土木事務所は2026年度から、主要地方道宇都宮亀和田栃木線の中泉地内の延長350m区間で、交付金事業による道路改良事業に着手する。計画によると、道路北側の拡幅と歩道は県企業局がみぶ中泉産業団地の整備に合わせて設置することから、同事務所は南側の拡幅と歩道設置を実施する。なお、今回事業化する区間の東側にも延長650mの残事業区間があり、本年度は詳細設計を策定して将来的な事業化を予定する。

 主要地方道宇都宮亀和田栃木線は、宇都宮市の宮環上戸祭町交差点を起点に、他の国道・県道と重複しながら壬生町、鹿沼市を経由して栃木市の万町交番前交差点に至る幹線道路となる。このうち、壬生町内では沿道にみぶ羽生田産業団地が立地しており、その県道羽生田鶴田線を挟んだ東側では現在、県企業局が開発面積19.5ha、分譲面積15.4haの「みぶ中泉産業団地」を整備中。2月にも予約分譲申込の受け付けを行い、28年の土地引渡しを予定する。

 このみぶ中泉産業団地の操業開始により、みぶ羽生田産業団地とともに宇都宮亀和田栃木線を利用して鹿沼市方面や宇都宮市方面に向かう大型車両の交通量の増加が見込まれることから、同事務所では壬生町中泉地内の幅員が狭あいな約1kmの拡幅と歩道整備を計画。優先順位を設け、まずは先行してみぶ中泉産業団地に接する350m区間の改良に着手する。

 この区間の現道は、幅員が車道3.0m×2と路肩が0.5m×2の計7.0mとなっている。計画では車道3.25m×2と路肩1.5m×2に拡幅し、両側に2.5mの歩道を設けて、標準幅員を計14.5mとする。

 このうち北側の拡幅と歩道設置は、県企業局がみぶ中泉産業団地の造成整備に合わせて行うことから、同事務所は南側の用地取得と拡幅・歩道整備を実施する。三立調査設計(小山市)で道路詳細設計を策定し、本年夏には設計説明会を開催して了解を得たことから、本年度は用地測量を実施する。また、残る650m区間については現在設計を策定中で、完了したあと、同事務所で同様に事業化へと進めていく見通しとなっている。

 なお、県企業局はみぶ中泉産業団地の整備で、本年度は調整池工事や東側への流末排水管工事を実施しているほか、区画道路の改良工事や防護柵設置工事、造成工事を発注している。

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