文化会館改修に29億円 一般会計が過去最大規模(栃木市予算案)

[2026/2/3 栃木版]

 栃木市(大川秀子市長)は2日、2026年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比2.9%増の769億9000万円と過去最大規模を計上し、このうち普通建設事業費は8.4%減の94億0143万円となっている。主な建設事業は、藤岡地区総合支所複合施設整備事業や旧斎場の解体、衛生センター施設整備事業、旧栃木警察署跡地での観光・交流拠点整備事業、北部分署整備事業、栃木文化会館施設整備事業、2地区の産業団地の整備などに事業費を予算化している。=2面に主要建設関連事業と予算額

衛生センター新施設は整備発注へ

 建設関連の主な予算額を見ると、藤岡地区の総合支所複合施設は整備に向けて用地測量業務を委託するため、1200万円を計上した。この事業は、公民館など複数の公共施設の機能を備えた複合施設を建設するもので、29年度の新総合支所開庁を目指している。

 し尿処理施設「衛生センター」の新施設建設では、発注支援業務などに2384万円を計上した。整備基本計画によると、現施設の敷地内に単独処理方式の施設を建設し、水処理方式は脱窒素処理方式、資源化方式は助燃剤化方式を採用する。造成設計とあわせて、26年度と27年度の2カ年で整備業者を選定し、27年度に造成工事、28年度から30年度に施設の建設工事を行って31年度からの新施設稼働を目指す。また、平井地内にある旧斎場の解体事業には、2億5448万円を計上している。

 防災重点農業用ため池整備事業は、弁天下溜と大柿西溜の工事、および鷲巣溜の詳細設計などに9331万円を計上した。産業団地を造成するインター周辺開発事業は、佐野藤岡IC周辺での測量業務や基本構想委託料などに2783万円を計上している。

 観光・交流拠点整備事業には、2億4246万円を計上した。旧栃木警察署跡地に観光・交流拠点を設ける事業で、早期に設置する施設として多目的広場・駐車場・トイレおよび休憩施設を整備する。都賀分署と西方分署を統合して設置する北部分署整備事業は、分署の建設に8億8774万円を計上している。

 栃木文化会館施設整備事業には29億8681万円を計上し、屋上防水や天井改修、外壁改修、受変電設備改修、空調設備改修、ホール改修、トイレ改修、舞台設備改修などの大規模改修工事を行う。工期は26年7月から28年12月までを予定し、概算事業費は80億円を見込んでいる。

 道路は、生活道路舗装補修事業に2億円、番場橋の撤去設計、東雲橋や中川原橋の修繕工事などの橋梁長寿命化事業に1億5460万円を計上している。

 特別会計は、栃木西インター西産業団地特別会計に820.3%増の13億2269万円を計上した。第2期となる北地区(A約27ha)の造成に着手して、用地取得のほか各種業務や工事などを行っていく。

 平川産業団地特別会計は、20.4%増の8億2010万円を予算化し、調整池の整備や造成、区画道路の整備などを進めていく。

 企業会計では、水道事業の資本的支出が1.7%減の19億3398万円となり、耐震化に向けて塩化ビニル管の布設替などを進めていく。

 下水道事業の資本的支出は、17.1%増の31億3065万円となった。管渠整備のほか、永野川左岸第1排水区でポンプゲート設置工事や雨水幹線整備工事などを行う。

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