県立保健医療大学の機能強化 基本計画策支援プロポ公告 (千葉県)
[2026/2/4 千葉版]
県は3日、県立保健医療大学の機能強化に向けた基本計画策定支援業務について、委託事業者を選定するプロポーザルの手続きを開始した。千葉市内の幕張と仁戸名の2カ所に分散するキャンパスを幕張に統合するため、施設規模や発注方法、整備スケジュールなどを検討するもので、委託額は3750万円を上限とする。13日に説明会をオンライン形式で開く。
県の2026年度予算案では、県立保健医療大学の機能強化を進めていくため、新規事業として9820万円を計上するとともに、限度額4200万円の債務負担を設定している。
24年度に「保健医療大学の機能強化に向けた調査検討事業」でとりまとめた報告書などを踏まえ、25年10月に「機能強化の基本方針」を決定した。幕張と仁戸名の2カ所に分散しているキャンパスを幕張に統合するほか、大学院を設置することや、運営主体を公立大学法人に移行する方向性などが示されている。
この方針を踏まえ、教育内容や施設整備に関する基本計画の策定に乗り出す。機能強化に必要な施設や設備を調査・検討し、規模や発注方式、整備スケジュールを整理するほか、概算費用を算出する。委託期間は27年6月まで。
プロポの応募資格は県総務部管財課所管の物品等入札参加業者適格者名簿「委託」に登録されていることなど。3月2日まで企画提案書を受け付け、審査員会を経て、最優秀提案者を選定する。
県は同業務のほか、公立大学法人設立と大学院修士課程設置の支援業務2件について、プロポーザルを公告した。委託額の上限は順に5860万円、1540万円となっている。
幕張キャンパスの敷地面積は約4万3300平方m。施設は校舎棟や管理棟、図書館棟、学生ホール棟、講堂棟、体育館など延べ約1万5450平方m。1980年に完成し、築40年以上が経過している。
保健医療大学は県内に多くの保健医療関係従事者を輩出している。昨今の保健医療を取り巻く環境変化に対応した人材育成や施設・設備の老朽化への対応が急務となっている。
