保育施設再編に5.1億円 大曲小学校解体に工事費(宮城県 東松島市 26年度予算案)
[2026/2/5 宮城版]
東松島市の2026年度予算案が明らかになった。一般会計は前年度と同規模の214億4400万円とする。普通建設事業費は前年度比37.3%減の21億0634万円。主な事業費は、公立保育所再編事業の就学前教育・保育施設整備交付金に5億1669万円、大曲小学校の西校舎解体工事費に1億2400万円を盛り込むなどした。
公立保育所の再編事業は、赤井南保育所と赤井北保育所の統合・民営化や、のびる幼稚園の認定こども園化に必要な交付金を予算措置した。
赤井南保育所と赤井北保育所は、ウェルネス保育園赤井と統廃合する計画。市によると、ウェルネス保育園赤井の定員を現在の75人から188人に増やして幼保連携型認定こども園とするため、同園の隣接地に園舎を増築してもらう。26年度に工事を進め、27年4月の開園を予定している。
同園は社会福祉法人タイケン福祉会(埼玉県志木市)が運営しており、こども園になった後も同法人が運営する見通し。
のびる幼稚園は学校法人寶國寺学園(事務局・多賀城市)が運営している。同学園は26年度に園舎の工事を行い、27年4月に認定こども園としてスタートする予定。
大曲小学校の西校舎はRC造3階建て延べ1295平方mの規模。同校では新しい校舎の新築工事を進めており、こちらが完成した後に西校舎を解体撤去する。
一般会計はこのほか、月浜漁港の整備工事費に8900万円、道地地区コミュニティ供用施設の大規模改修工事費に8640万円、市営住宅(北浦アパート)の解体工事費に1億4300万円、学校給食センターの照明器具改修工事費に2960万円、矢本駅周辺地区の都市再生整備工事費に1億5400万円、都市公園バリアフリー化対策工事費に6100万円を充てるなどした。
道路関係では、道路新設改良事業(防衛9条事業)の道路改良舗装工事費に8900万円、道路新設改良事業(社会資本整備総合交付金)の調査測量設計業務委託費に7700万円、赤井堀西4号線の改良舗装工事費に4500万円、東赤井104号線他の点字誘導ブロック設置工事費に1000万円を計上。
防災対策整備事業では、津波避難道路の整備工事費に7455万円と、避難路道路整備工事の調査測量設計業務委託費に3239万円を措置した。
補助金関係では、地域脱炭素移行・再エネ推進補助金に1億3333万円、太陽光発電設備等設置補助金に8332万円を確保する。
建設改良費が5.3倍 下水道事業会計案
同市の26年度下水道事業会計予算案は、資本的支出の建設改良費に前年度の約5.3倍の2億9739万円を計上した。大曲処理分区の管渠工事費に2億2000万円を充てたことが大幅増の要因。
大曲処理分区は下水道が未普及となっている場所があるため、26年度に延長約350m区間の管渠整備工事を発注する予定。管径は150~200mmとなる。
建設改良費以外では、汚水管渠費としてウォーターPPP導入可能性調査業務委託費に2200万円、流域関連公共下水道管路施設点検調査業務委託費に4400万円、流域関連公共下水道実施計画策定業務委託費に1650万円を盛り込むなどした。
予算案は10日開会の市議会2月定例会に提出する。
