かわまちづくりに設計費 企業会計増で予算押し上げ(宮城県 大崎市26年度予算案)

[2026/1/30 宮城版]
 大崎市は29日、2月5日開会の市議会定例会に提出する2026年度当初予算案を公表した。一般会計の総額は648億20000万円で、前年度より1.1%減少した。このうちの普通建設事業費は25億2325万円で、44.8%減となる見込み。一方で企業会計の総額は510億6698万円で5.8%増加。市民病院の施設増築で病院事業会計が増えたことが予算を押し上げた。一般会計、特別会計、企業会計の総額は1461億3616万円で、2.0%伸びた。

 一般会計の主な建設事業は、「熱改修施設等周辺地域振興事業」に測量設計として1876万円を盛り込んでいる。桜の目工業団地付近の江合川左岸で国土交通省と進める「かわまちづくり」に関連する予算で、国交省は高水敷整備、市は「上物」の駐車場や東屋などを建設する。市で行う工事に向け予算のうちちの919万円を測量設計、957万円を同工業団地に隣接する高谷地公園北側の側溝整備の測量設計に充てる。26年度に設計、27~28年度に2カ年かけ整備工事、29年度に設備の設置を行い、30年度からの供用開始を目指している。ソフト面では26年度に勉強会を開催する。

 浸水対策の排水路改良整備事業には1億5050万円を計上。未整備水路や排水不良水路を整えることで、流れが滞った雨水排水を円滑に処理して浸水被害軽減を図る。測量設計に1400万円、工事に1億3650万円を充てる。計画では総延長752mを改良する。古川で444m、松山で148m、三本木で20m、鹿島台で140mの工事を予定している。

 このほか一般会計の普通建設事業費では、道路橋梁維持補修に3億4345万円、10橋の橋梁長寿命化修繕に1億8630万円、市道宮沢高清水線ほか2市道の整備事業に3億3165万円、李埣新井田線改良事業に7897万円、古川東中学校の天井耐震化工事に1736万円、市民プール大規模改修工事に2億4657万円を計上している。

 水道事業会計のうち、上水道老朽管更新事業に5億6319万円を充てる。総延長4509m、古川で1788m、鳴子温泉で1326mなどを更新予定。24~26年度までの工期で進める鷹待獄配水場の更新工事事業には5億9919万円。下水道事業会計の雨水管渠などの設置事業には4億2058万円、汚水の幹線・枝線の整備事業には4億809万円を計上している。

 病院事業会計のうち、施設増築に係る事業費は35億7168万円で、このうち工事には34億4280万円を充てる。

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