小学校体育館に空調 全29校で事業費約22億円(栃木市)

[2026/2/6 栃木版]

 栃木市は、小学校屋内運動場空調設備計画を策定した。それによると、小学校29校の体育館で2026年度から32年度にかけて、空調設備工事と断熱工事を行う。全体事業費は22億8700万円で、内訳は空調整備が15億8750万円、断熱整備が6億9950万円。今後、第1グループ11校の整備に向け、25年度3月補正予算案に設計費2640万円を盛り込むほか、26年度12月の補正予算にも工事費5億4890万円を計上する見通しとなっている。

第1グループ11校は来年度設計

 市は児童・生徒の熱中症対策として、昨年夏までに中学校11校の体育館の空調設備を整備するとともに、この中学校での運用実績を踏まえて、小学校でも空調整備を検討して空調設備整備計画を策定した。計画の実施にあたっては、予算規模が極めて大きな事業となることから、市の財政面への影響を考慮して複数年度に分けて実施する。なお、リースと工事で整備手法を比較した結果、国庫補助金を活用できる工事による整備を採用している。

 空調設備工事は小学校全29校で実施し、断熱工事は避難所に指定されている26校の体育館で実施する。29校を3グループに分けて3カ年で空調を整備し、断熱整備はその後の3カ年で行う方針としている。

 第1グループは、空調整備を11校で、断熱整備を10校で計画している。対象は▽栃木中央小学校▽栃木第三小学校▽南小学校▽大宮北小学校▽国府北小学校▽大平南小学校▽大平中央小学校▽藤岡小学校▽合戦場小学校▽西方小学校▽岩舟小学校-となっている。南小・国府北小・大平南小・大平中央小・藤岡小・合戦場小は優先避難所に指定されており、国府北小は27年度に体育館の大規模改造を予定している。

 第2グループは、空調整備を9校で、断熱整備も9校で計画している。対象は▽栃木第四小学校▽栃木第五小学校▽吹上小学校▽大平東小学校▽大平西小学校▽赤麻小学校▽三鴨小学校▽家中小学校▽静和小学校-となっている。大平東小は優先避難所に指定されており、吹上小は28年度に体育館の大規模改造を予定している。

 第3グループは、空調整備を9校で、断熱整備を7校を計画している。対象は▽大宮南小学校▽皆川東小学校▽千塚小学校▽寺尾小学校▽国府南小学校▽部屋小学校▽赤津小学校▽真名子小学校▽小野寺小学校-となっている。真名子小は優先避難所に指定されており、赤津小は29年度に体育館の大規模改造を予定している。

 スケジュールは、第1グループの11校で26年6月から12月にかけて空調の実施設計、27年3月から9月に空調設備工事、29年6月から9月に断熱の実施設計、30年5月から9月に断熱工事を実施する。

 第2グループの9校は、27年6月から12月にかけて空調の実施設計、28年2月から8月に空調設備工事、30年6月から9月に断熱の実施設計、31年5月から9月に断熱工事を実施する。

 第3グループの9校は、30年6月から12月にかけて空調の実施設計、31年2月から8月に空調設備工事、31年6月から9月に断熱の実施設計、32年5月から9月に断熱工事を実施する予定となっている。

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