誘客交流施設を整備 中央工業団地 基本計画でプロポ開始 新年度中にパートナー公募(下妻市開発公社)
[2026/2/10 茨城版]
下妻市開発公社は、しもつま中央工業団地の緑地・調整池の利活用方策を検討している。2日には基本計画策定に係る支援業務の公募型プロポーザルを公告した。提案上限額は1800万円(税込み)。約5・11haを活用し、食と健康を核とした誘客交流施設を整備。基本計画の策定後、2026年度内に事業パートナーの公募を開始する。
しもつま中央工業団地では食品系企業のカルビー、プレジィール、エバラ食品工業の3社の立地が決定。隣接する緑地(1.86ha)と調整池(3.25ha)について、企業連携型の誘客交流施設を整備し、関係人口の拡大と移住・定住の促進を図る。
基本構想によると、食と健康をテーマに掲げ、フードエリア、アクティビティエリア、インドアマルチエリア、コミュニティガーデンエリアの整備を想定。食をテーマにした施設としては、地元食材を使用したレストラン、クッキングスタジオ、収穫体験、ローカルフードショップなど、地元食材や地元事業者との連携が図れるコンテンツの導入を検討する。
健康をテーマにした施設としては、健康食や食育など食の分野と連携を考えた子供向け食育授業、腸活、朝食セミナー、地元食材を使った健康志向の料理教室を計画。また、ヨガ・フィットネス、ニュースポーツ(ピックルボール)なども候補に挙がる。
このほか、エネルギーの循環などの可能性も検証。企業と連携したエネルギーネットワークを構築してエネルギーの地産地消を目指すほか、系統用蓄電池や電気自動車受電スタンドの設置なども考えている。年間を通してのリピーターファンの獲得を図るため、これらの施設を利用したイベントの開催も想定している。
基本計画では基本構想を踏まえ、基本方針・コンセプト、機能計画、整備手法、運営計画などを検討。概算整備事業費の算出にも取り組む。
参加資格は建設コンサルタント等入札参加資格者名簿に登載していることなど。共同事業体による参画も可能。履行期間は12月25日まで。
現地説明会は16日午後2時に実施(申し込みは13日まで)。参加表明書等の提出は3月6日まで。参加資格審査と第1次審査の結果通知は10日に行い、企画提案書等は13日から4月3日まで受け付ける。第2次審査(プレゼンテーション)は16日を予定し、審査結果は4月下旬に通知する。
今後のスケジュールで、基本計画策定後の26年度中に事業パートナーの公募を開始。選定された事業パートナーと設計段階から運営を意識した施設整備計画を検討する。基本・実施設計は27年度に策定し、工事施工は28年度、施設の完成は29-30年度になる見通し。施設整備費の負担割合などについては市と事業パートナーのとの協議の中で進めていくという。
詳しくは市企画課内同公社(電話・直通0296-43-8367)まで。
