児童施設整備に3.7億円 産業用地造成事業会計を創設(佐野市予算案)

[2026/2/10 栃木版]

 佐野市(金子裕市長)は9日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初比2.6%増の684億2000万円で、過去最大規模を編成した。このうち普通建設事業費は、学校体育館のエアコン設置事業、消防指令センターの整備、公共施設照明のLED化工事の終了などで、19.3%減の100億8849万円となっている。主な建設関連事業は、事業中の文化会館リニューアルや佐野西中学校小中一貫校の整備、道路や上下水道の整備などのほか、こどもクラブ施設整備事業、葛生あくとプラザ空調設備改修事業、常盤地区公民館の機能移転整備、城東中学校区小中一貫校整備事業、みかもクリーンセンター基幹的設備改良事業を実施する。特別会計では、田島・船津川産業用地造成事業会計を創設し、国道50号沿線の産業団地開発を進めていく。=2面に主要建設関連事業と予算額

 新年度の主な建設関連事業を見ると、駅南公園西土地区画整理事業には8774万円を計上し、道路整備などを進めていく。道の駅「どまんなかたぬま」では、空調設備改修事業に6264万円を計上した。

 スポーツ施設では、佐野武道館剣道場の床改修事業に4428万円を計上したほか、市場調査事業に299万円を計上している。

 文化施設は、葛生あくとプラザの空調設備改修事業に1億1699万円を計上したほか、常盤地区公民館の機能を旧常盤中学校に移転するため1億1958万円を計上した。こどもクラブ施設整備事業では、犬伏小学校区、城北小学校区、あそ野学園義務教育学校区の整備に向けて3億7331万円を計上した。

 学校施設は、小学校校舎の屋根外壁改修事業に8990万円を計上するとともに、小中一貫校整備事業に予算を充当。整備事業を進めている佐野西中学校区に続き、城東中学校区へ1712万円を計上した。佐野小学校、天明小学校、城北小学校、城東中学校の4校を対象に、現在の佐野小学校敷地を事業予定地として、28年度から31年度までの期間で工事を想定している。

 ごみ処理施設では、事業を進めている葛生清掃センターの改修事業のほか、みかもクリーンセンターも27年度から29年度の3カ年事業で工事を行う予定となっている。包括運営管理の委託事業で9億3782万円、同事業の審査で1828万円を計上した。

 道路は、市道維持補修事業に4億3204万円、市道改良事業に2億0975万円、市道道路冠水対策事業に8100万円、橋梁長寿命化事業に6839万円、都市計画道路3・4・201号高砂植下線整備事業に7149万円を計上した。河川は、普通河川等改良事業に1億3430万円を計上。国土基本図等修正事業には、8000万円を計上している。

 特別会計は、新たに田島・船津川産業用地造成事業を創設し、1億9000万円を計上した。産業団地造成事業のうち、(仮称)国道50号田島インター産業団地は田島町と船津川町にまたがる区域に総面積約15ha、分譲面積約10haで計画しており、事業費に1億7722万円を計上した。

 産業用地開発では、民間への支援で6000万円を計上したほか、新産業用地開発推進事業に2190万円を計上。また、国道50号北側の田島・君田地区で次期産業用地の開発可能性の調査を進めており、国道50号東側エリアでは観光・商業系での土地利用を検討している。

 企業会計は、水道事業の資本的支出が53%増の29億3156万円となった。紫外線照射装置整備事業に2億5300万円、常盤浄水場施設整備事業に4303万円、老朽管更新事業に5億6807万円を計上する。

 公共下水道事業の資本的支出は、4.4%減の39億5069万円となった。汚水整備事業に7億3787万円、下水道管路ストックマネジメント事業に5億0710万円、水処理センターストックマネジメント事業に4億4710万円を配分した。公共下水道雨水幹線整備事業は、2億9165万円を配分する。

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